地震の死者数は５０，３３９人になった

４月６日　２月６日、トルコ南部を襲った地震による全死亡者数は５０，３３９人になりました。

　Hurriyet

地震被災地ハタイ県では、毎日、トラック１３，０００台分の瓦礫が決められた場所に運ばれていると、スレイマン・ソイル内相は言いました。

遺体の身元確認は時間を要するため、死者数はいままた更新されたと、ソイル内相は、ハタイの最近の状況を視察するヘリコプターでフライト中に語りました。地震で死亡した身元不明者１１２０人の身元確認作業はいまも続いていると、内相は言い、法医学者と検察庁と憲兵隊が協力して総死亡者数を計算していると付言しました。

「死者総数は検察庁と保健省の確認によって、農村部では村長と憲兵隊によって決定されています。また、移民総局はトルコに住むシリア人たちの身元確認を行っています。全省庁が協力し作業しています」とソイル内相は語りました。

内相はまた、７．７マグニチュードの地震の震源地カフラマンマラシュのエルビスタン地区の瓦礫は完全に除去されたと言い、地震被災地の再建プロセスに関する状況についても話しました。ハタイ以外の被災地の損壊した建物の取り壊しは、２０～２５日以内に終わらせると、内相は強調しました。

ハタイは地震によって最も激しく破壊された県で、多くの歴史的、宗教的、文化的建物が崩壊しました。「希望を持ちましょう。ハタイは私たちの遺産です。ハタイは以前より強固になるでしょう。ハタイは農業から経済まで復活するでしょう」とソイル内相は人々を励ましました。

「世界はトルコに借りを返している」駐トルコ米大使

世界のトルコへの支援活動は、トルコがこれまで多くの自然災害に手を差しのべてきた結果だと、ジェフ・フレーク駐トルコ・アメリカ大使が言いました。「世界はトルコに借りを返しているのです」

　Hurriyet

トルコはこれまでに世界５０か国以上の自然災害に人道支援を提供してきたと、フレーク大使は、地震被災地ガジアンテプ県イスラヒエ地区の食料配布センターで語りました。

「２，３週間前、私はワシントンで上院議員や以前の同僚たちと会いました。彼らは、われわれはトルコを適切に支援しているだろうかと尋ねました。私はイエスと答えました。これはトルコがこれまでに世界５０か国以上の国々に支援を送ってきた結果です」とフレーク大使は言いました。

世界はいま、トルコに借りを返していると、大使は言いました。「トルコが過去に太っ腹なところを示したように、いま国際社会は気前よく、トルコに支援を送っています」

アメリカ政府は地震が起こった時から、２億３５００万ドルの支援を発表し、その一部はすでに送られていると、フレーク大使は言い、アメリカ政府はこのスケールの災害に相当する責任を持つと強調しました。「アメリカの民間分野と、いくつかのＮＧＯが協力して、これまでに約１億２０００万ドルが集まりました」

フレーク大使はまた、被災地の「世界中央キッチン」の食事配布組織に言及し、地元の材料を使って、地震被災者たちに食事を提供すr組織は、とくに人々が断食するラマザン中には重要だと強調しました。

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