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誉めろマジマ! Y田下宿から始まった16

2020-08-10 11:24:19 | Y田下宿から始まった😼
睨まれると言うのは、まあ、気のせいかもしれないが、確かに下宿での食事中、Y田バンバに気を使うのは確かだった。美味しければ、自然に「美味しい!」って言葉は出そうだが、ただ黙って食べる人も中にはいるだろうし、、。まあ自由ということか。、、でも、世の中には、褒め上手っていうのがいてそんなタイプの人は、多分世の中渡ってく上で絶対得をする、と思う。
で、マジマさんだが、その「褒め」がうまくいかず、食堂で苦戦を強いられているため、作戦としてはOさんやSヅちゃんより先に、褒めの言葉を発する事を、アドバイスした。(、、大したアドバイスでもないがな、今考えると、、😂)、、、
、、わたしなどは相変わらずウキヨちゃんと外食三昧で、食堂には滅多に行かない状態だったので、マジマさんの様子を見ることができなかった。
ある日、、久々に部屋に戻り寛いでいると、さっそく!と言う感じでマジマさんが訪ねてきた。
おかえりなさい!
「○原さん。おかえりなさい。」(マジマさんは本当に礼儀正しいなあ、、(^ν^))
「オー、マジマさん、久しぶり。ただいま〜」
「○原さん!食堂での事なんですがねえー」おっ早速その話か、、。「私もバンバの料理を褒めようとしたのですが、、」したのですが、、その続きは?!👂「先を越されました、、Oさんに。」何だ、出遅れたのか、、😞と思いきや、、話は意外な展開に。、、「ワタシも負けずに食べ始めたらすぐにおいしい!おいしい!と言おうとしてたんですよ!でも、、Oさんが、まだ食事に箸をつけてないのに"おいしい!”と叫んだのです」え〜っ!!そりゃすごい!「食べる前に、もう、おいしい!と言ったんですよ!!」よっぽど悔しかったのかマジマさんはその事を二度も繰り返し言った。「悔しかったので、睨んだんです、Oさんを、、」そしたら、、?「そしたらOさんはですね、ちょっとバツの悪そうな顔をして、、」バツの悪そうな顔をして、、何と言った?早く教えろー。「おいしい!と思う、、の、多分。まだ食べてないけど。」と小声で言ったそうな。バンバに聞こえたのは、おいしい!の部分だけだからなあ。マジマさんは、本当に忌々しげに言う「食べる前に言われたんじゃ、幾ら何でも無理です、間に合いません😩」、、うーん、、さすがOさんだ。マジマさんには済まないが、私は内心Oさんに対し拍手を送っていた。Y田バンバに寵愛されているOさんの、この如才のなさこそが、愛さり秘訣なのだ。マジマさんは鼻息を荒くして😤部屋に戻っていったが、、仕方ない、アキラメタマヘ、、なのだ。




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