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引っ張られる、、さとおばちゃんちの事3

2020-08-18 08:50:10 | 岩手🎇
大好きな、「曽山のさとおばちゃんち」では、怖い出来事が2度ほどあって、あれから半世紀以上経つのに忘れられない。

遊びに行くのは主に夏で、夏休みになると、早くさとおばちゃんちに行きたくてソワソワしたものだ。

ある年の夏、多分私が小学校の低学年の頃だったと思うが、さとおばちゃんから、いつものように「遊びさ来たらいいんでねえが」の電話がかかってきた。待ってました!いつだって、スタンバイオッケー👌よ、状態の私は電話の横でソワソワ、、。「えー、そだなごど、、いいのっか。もさげね(←申し訳ない、の意)べっちゃ、、」母がやたらと恐縮している。「んだっか。んだら、そうさせでもらうがな。ありがだんちゃ。サツコなんか、嬉しくて、なんぼよろごぶんだか。んだら、まもなぐ行がせでもらうっちゃ」電話が切れるなり私は尋ねた。「お母ちゃん、なにしたの?」「泊まりさ来いって。」「え〜!さとおばちゃんちさ泊まるの?」「んだど(←そうだって、の意)。たまに泊まってげって。なんじゅする(←どうする、の意)?」「えー!泊まる泊まる!」大興奮だ。「寝巻だげ持ってこいど。」「わがった!!」その言葉通り、寝巻だけかばんに詰めて、早々とバス停に向かい、曽山、さとおばちゃん邸を目指した。
多分、時期としてはお盆の頃だったと思う。家にはいつもの四人の他に、普段は滅多にいないゆかりのお父さんとお母さんもいた。

つづく

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