この、大石田町深堀の温泉施設(宿泊可、日帰り入浴も可)のネーミングが、少し残念であった。あったまりランドと言うのだが、なぜランドと、付けたんだろう。
こののどかな山間の町にある温泉には何だか似合わない気がする。何となくだが。公募で決まったのだろうか。もしそうなら受け入れたい。で、この「あったまりランド」で、予定外の長居をすることになってしまった。何しろ、露天風呂、サウナ、ジャグジー、大好きなものが見事に揃ってて、上がりたくなくなってしまったのだ。特にジャグジーと、露天風呂の隣りにあるでか目の陶器風呂が、いつまでもいたい気持ちに拍車をかけるのだ。陶器風呂は、以前テレビで紹介されたこともある、その名も、猫バス。二人は余裕で入れそうな陶器の猫バスよ。どうですか、この表情。たまらん。
平日なので、それほど混んでるわけでもなかったので、猫バスは、入ってる人があまりいなかった。なので何度も入らせて頂いた。今日は気温も高かったので外にいても全然寒くなかったよ。陶器が肌に触れるって、なかなか気持ちいいものだ。しかも、お湯はネコバスの口から出てくる。ほれ、あの、シンガポールのマーライオンみたいな感じ。口開けた三毛猫の口からザーッと熱いお湯が注がれているのだ。ハ〜ア、極楽極楽。 深さもあるので首まですっぽり浸かり猫の口を眺めてました。
そんなわけで、入浴時間は一時間以上に及び、上がったあとはぐったりしてしまい、大広間で休みました。仲よさげな老夫婦が広間で二人並んで寝てました。めっちゃ気持ちよさそうでした。
、、本を読んだり大石田町の名所を調べながらゴロゴロしているうちにアッと言う間にお昼になっちゃいました。、、昼か。あったまりランド内には食堂もありました。しかし、、せっかく蕎麦が有名な大石田に来たのに、食べずに帰るのは忍びない。もちろん、施設内の食堂にも板そばはあります。しかし、、折角ですもん、専門店で頂きたいじゃないですか。蕎麦屋さんを検索する。おお!あるある、さすが蕎麦の町。お蕎麦屋さんが沢山あるぞ!、、ありすぎて迷う(゜_゜)(゜-゜)。どうしよう、写真見ると、どこもうまそうだな。(今回のお蕎麦屋さん選びは本当に時間がかかった。)散々迷った末に決めたお店は、施設から少し離れた場所にあった。まあ車だからいいか
。十分くらいで蕎麦屋さんに到着。ありゃ、、平日だというのに結構人が並んでる。どうしよう、、(・・;並んでまで食べたいか?と自分に尋ねたら、答えはノーで、あっさりと第2候補の店に変更。ナビを頼りにたどり着いたその店、なんと!あったまりランド♨の、ほんと目と鼻の先にあったのよ。何だ、初めからここにすればよかった。まあいいさ。ここも混んでたけど並んではいなかったよ。
店構えも雰囲気良し😌。木彫りの熊がお出迎えだ。肉そばと板そばと麦切りがある。あとは天ぷら(げそ天と野菜天がある)、とちもちなど。肉そばも一応この辺りの名物なので、板蕎麦とどちらにするか非常に迷った。こんな時、旦那がいれば両方頼めるからいいんだけど、まあ仕方ないやね。肉そばにするとしたら今日は暑いから、冷たい肉そばだな。しかし、やはり板蕎麦にも惹かれる、、悩むこと数分、結局、天ぷら板そばにした。
昼間も写真載せたけど、また載せちゃいます。熱いそば茶がやけにうまかった🍵。そばが来る前にきくらげと蕨が運ばれてきた。これはサービスか。どちらもこれまたすごく美味しかった😋。
天ぷらは山菜の他に海老の天ぷらもあった。得した気分🦐。
そして、肝心の蕎麦だが、かなりコシがある。調べたらこちらの蕎麦は二八だそうでどうりで歯ごたえあるわけだ。好みはあるでしょうが、私は好きですここの蕎麦。、、それにしても、、蕎麦の量すごかったな。私は大食いなんですが、その私でも、多い!食べきれないかも!と不安になる位盛りが良かったです。大満足。しばらく蕎麦食べんてもいいわい。お会計時レジに行ったら、有名人のサインが沢山置かれていて、見間違いでなければ小泉進次郎さんのもありました。
花より団子、てな感じで、食べるもん食べたら、名所は別に行かなくてもいいか。となってしまった(-_-;)。なんてこったい。折角時間かけて大石田まで来たのに。しかし、天ぷら板そばをたらふく頂いて、眠くなってしまったのだ。名所に行く気なし。、、というわけで、はじめ行く予定でいた、大高根山へは、結局行かなかった😔。帰りは、来る時とは違ったルートを走ったのだが、最上川沿いの道だったので時々車を路肩に止めて最上川の滔々とした流れを眺めながら帰ってきました。小さな旅、次回はいつになるか未定ですが、また、一度も行ったことのない場所を訪ねてみたいです。オシマイ。