宇宙人と出会う前に読む本(高水裕一/BLUE BACKS)
著者はスティーブン・ホーキング博士に師事したこともある研究者で、専門は宇宙論。
多くの宇宙人が交流する宇宙ステーションに派遣されたとして、宇宙人とどのような話をすればいいのか、という問題意識で書かれた本。
全宇宙で共通の教養として選ばれたのは、
あなたは何でできていますか?
あなたたちの太陽はいくつですか?
あなたは力をいくつ知っていますか?
宇宙の創造者を知っていますか?
数のなりたちを知っていますか?
など、9つのテーマ。それぞれについて、その科学的背景を解説する趣向。
特に難しい記述はなく、科学全般、あるいは宇宙論の入門書のような。ではあるが、太陽が2つある世界のカレンダーや、素数をベースにした数学など、あまり聞いたことのない内容も盛り込まれており、単なる入門書ではない、興味深い読み物に仕上がっている。
非常に印象に残った言葉。宇宙に知的生命が存在する可能性を問われたとき、ホーキング博士はこう答えた。
「この地球に知的生命と呼ぶに値するものなど存在するのか?」
画像はいつものように、書影とは関係のないイメージ。
著者はスティーブン・ホーキング博士に師事したこともある研究者で、専門は宇宙論。
多くの宇宙人が交流する宇宙ステーションに派遣されたとして、宇宙人とどのような話をすればいいのか、という問題意識で書かれた本。
全宇宙で共通の教養として選ばれたのは、
あなたは何でできていますか?
あなたたちの太陽はいくつですか?
あなたは力をいくつ知っていますか?
宇宙の創造者を知っていますか?
数のなりたちを知っていますか?
など、9つのテーマ。それぞれについて、その科学的背景を解説する趣向。
特に難しい記述はなく、科学全般、あるいは宇宙論の入門書のような。ではあるが、太陽が2つある世界のカレンダーや、素数をベースにした数学など、あまり聞いたことのない内容も盛り込まれており、単なる入門書ではない、興味深い読み物に仕上がっている。
非常に印象に残った言葉。宇宙に知的生命が存在する可能性を問われたとき、ホーキング博士はこう答えた。
「この地球に知的生命と呼ぶに値するものなど存在するのか?」
画像はいつものように、書影とは関係のないイメージ。