陣屋その1
毎日コミュニケーションという会社が「取材にきませんかー?」とファックスくれたので、「いくいくー」とのこのこ出かけてきたのです。だってタイトル戦を間近で見るチャンスなんてめったない感じじゃないですか?
当日は渋谷駅前から観光バスで陣屋まで連れて行ってくれる親切さ。でも私、バスを見つけられなくてーーーー、遅刻しちゃったんだよね。「渋谷警察てどこ??わかんない??」
パニックな私を迎えに来てくださる広報のお姉さん。本当にすいませんでした。私っていつも担当にさんにおんぶにだっこだからねこういうときだめなんだよね。
そう、今日一緒に行くはずだった担当さんがきゅうりょ担当漫画のドラマ撮影で駄
目になっちゃったからさ。「うーん、私も早くドラマになる漫画かかないと!!」ってそんなことより、遅刻すんなです。皆様をお待たせしてしまった社内にぺこぺこ乗車する私。本当にすいません。
でも乗ってからいきなりり楽しいの!!
中倉姉妹の妹さんていう方が、今回のイベントに関する色んなこと、女流棋士の生活ぶりなんかをお話してくれて、「あ!!私この人のお姉さんの観戦記書かせてもらつた!!」ト気づいたから楽しくてたのしくて。
陣屋についてバスからおりたら、中倉さんからはなしかけてくれて、周りに咲き乱れる桜に似た雰囲気の柔らかな魅力のひとで、わたし、ぼっとなっちゃいます。
えーん、強くで頭よくて可愛くて親切ー。もうわたし、本当に女流棋士ってすき
だ。ご自身が戦っているからなのかな、私ってわりと初対面だと敬遠されがちなところあるんだけど、(着物のせいかな?
浮世離れして見られがちなので)ぜんぜん敬遠せずに話しかけてくれて、嬉しい!
陣屋についたら観戦記のときにあった雨宮さんというおじ様もいて、「えーん、雨宮さんがよんでくれたの?嬉しいよー」としばし再会を喜ぶわたくし。でもまずはタイトル戦の観戦です。
今回は矢内名人という、実力派の女流に甲斐さんという可愛らしいけど強い!女性が挑む格好。甲斐さんは対局開始ぎりぎりの登場でしたが、何とか二人そろって対局開始!!スゴーい、と思うのは、本当に新聞社のカメラとカいっぱいで、超物々しい雰囲気の中で戦うところ。
私もこんなのやつたら絶対ちびつちゃうね。こういうところもすごいひとたちだな
ー、と思うわけであります。
対局は振り駒というので、先手か後手かを決めて開始。矢内さんは袴姿、甲斐さんは可愛いメガネにニットのおしゃれで、それぞれのキャラクターがまた出ていい感じです。こんなに可憐なのに戦ってるのってすごいなー。
私たち取材はここで退場。邪魔しないように部屋を出て昼食会場に向かい、陣屋の歴史とか「陣屋事件」という有名な事件の話をききます。
なんでも有名な対局のときに矢ってきた棋士の方のおした呼び鈴がならなくつて、起こった棋士先生が帰っちゃって不戦敗となり、以後呼び鈴は駄目ってことで、陣屋の入り口には太鼓がおかれてお客さんの到着を
知らせることになったそうで、これがその太鼓。
それからえっと、その棋士先生のなまえはますだこうぞう?字、わかんない、またそのうち調べてかきます。写真のおっさんね。超有名な先生だそうです。
「強がりが、雪に転んでまわりみる」
つー、句が有名だそう。これも写真ね。あ、センセイの名前でてますね。升田幸三センセイですね。
なんか、内面少年みたいな男の人が一生懸命がんばって、でも転んじゃって罰の悪い感じ、でてますね。確かに名句かもん。
。まあいろいろあるわけですよ。ちょつと勉強した感じでしょ?
で、そのあとは中倉姉妹による対局指導も受けられるんだって!!超豪華!!
こちらが姉妹です。素敵でしょ?お父さんが将棋だいすきで、それで姉妹で覚えたんだつて。
お姉さんも未明を覚えていてくれました!!
つづきは来週