14日に帰国しました。
帰り、空港へのバスに乗り遅れそうになったため、髪を生乾きで出てしまったら、ものすごい寒さで飛行機ですっかり体調を崩し、ミュンヘンの乗り換えで友人たちに迷惑をかけてしまいましたが、みんな交代で私のそばについて見守って下さり、ドライヤーを買ってきてくれたり、あたたかいジャンパーを貸してくれたり、肩を貸してくれたり、ホカロンを貼ってくれたり、、安心して寝れるようにしてくださり、それからの11時間もすぐに眠ることができたので、羽田に着く2時間前にとても楽に目が覚めました。
空港には主人が迎えに来てくれ『頑張ったね』と、、、、、、緊張がゆるんだ瞬間でした。
さて、3月11日の本番は多くの方に見守っていただき、無事に終えることができました。日本とバチカンを結ぶ復興支援コンサート「祈り」の中で私はまず一番に、榛葉昌寛先生に『日本にはまだ解決していない拉致問題があります。その解決を願い、日本から画家でもある歌手のさかもと未明さんがまいりました』とご紹介を受け歌わせていただきました。
当日のリハーサルは1回だけ。その2日前にファーロのフォルトゥーナ歌劇場で、本当の初めてのリハーサルを1度したので合計2回していだきましたが、それで本番というのは、私のような申請ビギナーには相当のプレッシャーでありました
でも指揮のアジマンさんそれをはじめ、沢山のオーケストラメンバーの方が優しく見守って下さり、愛を持って支えて下さったので夢中でしたが、とにかく自分の今の力ではこれがベストです、という歌は歌えたと思っています。なので、人から見たら決して上手いとは言えないパフォーマンスだったと思いますが、悔いはありません。
そして、イタリア現地の方はお優しいというか、、、下手でも精一杯お祈りしたのは分かって下さったのでしょう。沢山拍手を下さり、、、コンサートが終わってから、私の和服がきっと珍しかったからだと思いますが、沢山の方が集まってきてくださり写真をと言ってくれました。モンテリーズィ枢機器用にも直にお言葉を賜りました。
イタリアでこんなに歓迎していだたき、これ以上の幸せはありません。
また、私の作った歌詞をよみ『これはあなたが作ったのか、感動した、凄くいい歌詞だ、拉致された方々が早く家族にあえるように、、』と沢山の方が言ってくれました。
拉致被害者のご家族の皆さん、イタリアの皆さんも解決を心から応援下さっていますよ!
そして、私にこのような場を与えてくださった、バチカンの皆様、モンテリーズィ枢機卿様、ロッシーニ管弦楽団の皆様、そして、、、私のようなマイクで囁くことしかできなかった、しかも病気とハンディのある50歳過ぎの私に、『大丈夫、歌えます』と10か月間の辛抱強いレッスンをしてくださった榛葉昌寛先生、、、皆さんにただただ感謝です。
拉致問題が一日も早く解決しますように。
そして 震災被害者の心が少しでも癒され、強く立ち直ってくださいますように、、、引き続き祈らせていただきます。
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