新宿クリエイターズフェスタというイベントで、東大大学院教授にして世界的なCGアーティスト河口洋一郎先生との対談に呼んでいただき、モード学園のHALコクーンホールにいってきました。
コーディネーターをしてくれた宝塚芸術大学の川村先生がまた素敵な方で、聞けば昔は俳優さんだったとか!ホールでマイクなしに喋るお声は確かに演劇で鍛えられたプロの声。修練を積んだものは決してその人を裏切らないし、オーディエンスを納得させると、オープニングから感動しちゃいました。河口先生の相変わらずの創作意欲やオリジナリティーには益々の刺激をうけ、将来クリエイターめざす方がきいてくれていると思い、かなり本気で喋らせていただきました。感性やアートは無限の可能性に開かれているけれど、新たな表現にたどり着けるのは、ほんの一握り。そして有限な時間・資金・エネルギー・体力や感性を、作品にし、社会性をもたせられたときにだけ、「プロフェッショナル」として通用します。アートは魅力的で、人に生きる力を与える一方、残酷にそれを志すひとを振るいにかけていきます。
それでもやっぱりわたしはアーティストでありつづけたいし、真摯にアートを志す人たちを尊敬します。アートの中に真の愛も知性も宿ると思います。アート好きな皆さん、一緒に頑張っていきましょうね!ジャパンクールっていい言葉だと思う。ただの広告用語でなく、真に世界的に通用するクールジャパンをわたしも追求したいと改めて思いました。
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