村山由佳「天使の卵」を読みました。「すばる」の新人賞を受賞した作品です。
浪人が決まって予備校の手続きに行く電車の中で、主人公(19歳・男)は女性に一目ぼれしてしまいます。
8歳も年上のその人と思いがけない場所で再会し、ガールフレンドの夏姫と別れてひたすらその人に思いを寄せますが…。
こんなにも切ない話が世の中にあるだろうか、と思いながら後半はハンカチが手放せずに最後まで読んでしまいました。
特別珍しいストーリーではないのに、作り物のような気がしないのは、やはり作者の力なのでしょう
思い切り泣きたい人にもお勧めです
浪人が決まって予備校の手続きに行く電車の中で、主人公(19歳・男)は女性に一目ぼれしてしまいます。
8歳も年上のその人と思いがけない場所で再会し、ガールフレンドの夏姫と別れてひたすらその人に思いを寄せますが…。
こんなにも切ない話が世の中にあるだろうか、と思いながら後半はハンカチが手放せずに最後まで読んでしまいました。
特別珍しいストーリーではないのに、作り物のような気がしないのは、やはり作者の力なのでしょう
思い切り泣きたい人にもお勧めです