

今日は公民館の記念講演会を聞きに行きました。


高齢化と共に誰にも見取られずに死んでいく人が増えているそうです。
特に中高年の独居男性は社会に関わらない事が多く発見が遅れるようです。

中沢氏は2001年の春に団地で3年を経過した「白骨死体」(男性・69歳)が発見された事件がきっかけで、翌年自らも50歳・男性の遺体を発見することになりました。
その後住民に呼びかけて早期の連絡システムを作りシンポジウムを開催するなど「孤独死ゼロ作戦」を地方自治体に働きかけ、やがて新聞にとりあげられと国の厚生労働省から世界にまで運動が広ったようです。

それだけ深刻な社会現象になっているというのが現実で、資料では松戸市でこの運動を始めた5年後以降には孤独死が3割も減ったという統計が出ています。

氏は「挨拶が幸せの第一歩、まず家庭から」と言います。
なるほど、人間関係の基本だと思いました。

