昨日クーラーの中に居たせいか、湿度高めの
せいか、午前中はぐったりと元気が出なくて…
と言う事で、先月読んだ本の「下巻」の感想を書きました↓
「桜ほうさら」下巻 宮部みゆき著
古橋笙之介が見初めた少女は、和田屋の娘で和香と
わかり交流が始まる。ある日長屋に、女中頭おたつが
古本屋の治兵衛を尋ねて来る。行方知れずになった事を
知り帰りを待つうちに、笙之介の知らない治兵衛の過去を
知り、和香と共にある拐し事件に関わっていく。
事件が落着する度に、また仕事を通して古橋家に関わる
情報を得、少しづつ実家と父の死の真相に近づいていく。
そんなある日、故郷から兄が笙之介に会いに来る。
兄は何を話すのか?真相を知り、思いがけない事実に
驚愕する笙之介…。和香との関係はどうなるか?
筆力のある作者は、ジャンルを問わず読ませるのね、と
ただ関心するばかりです。
時代劇でありながら難しい言葉もなく、読みやすい
小説でした。
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