Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

馬場町のタブの木

2023-09-18 21:04:10 | 散歩
昨日紹介した鶴岡公園にも見るべき樹木が結構ありますが、今日紹介するのは市役所のすぐ近くにある「馬場町のタブの木」です
交差点のすぐ横にあるんですが、このタブの木は県指定の天然記念物だったりします
タブの木そのものは珍しくはないんですが、案内板を見るとその理由が判ります

鶴岡市の中心部にあり、通りの反対側には市役所が見えます

酒田ではタブの木は珍しくありませんが、このサイズは見たことがありません

この木のすぐそばに、庄内には縁の深い西郷隆盛の座右の銘である「敬天愛人」の碑と、西郷南洲翁の像があります


ここの近くにある「鶴岡カトリック教会」

フランス人神父の全財産と寄付により明治36年に建てられ、現在は国の重要文化財に指定されています
日本には一体しかない黒いマリア像があるようですが、ウチは曹洞宗なので今回はパスしました。(とはいえ素敵な建物です)


鶴岡公園へ行く

2023-09-17 23:24:17 | 散歩
今日の酒田は最高気温が33度と真夏に戻ったような陽気でしたが、とりあえず天気が良かったので
酒田のお隣、、鶴岡市の中心部にある鶴岡公園へ行って来ました。
ここは酒井家歴代藩主の居城であった鶴ヶ岡城 の跡に造られた公園で、桜の名所として知られている場所です

まずは公園内にある荘内神社にお参りします

振り返ると参道はこんな感じになっています

花手水

この神社は明治10年に旧藩主を慕う庄内一円の人々によって創建されたようです

寶物殿の中には甲冑などが飾ってありました

「大寶殿」、ここには鶴岡市ゆかりの人物の資料が展示してありますが、撮影禁止です
(森敦、横光利一、石原莞爾など)

この建物の裏側には「藤沢周平記念館」がありますが、今回はパスしました
(時代小説の好きな方、すみません)
お堀のそばにある桜の老木です

名曲「雪の降るまちを」のモデルとなったのは鶴岡市で、その記念碑とモニュメントがあります

「雪の降るまちを」メロディー発想の地、とあります

モニュメント

黒いボタンを押すと「雪の降る町を」のメロディーが流れますが、気温33度では気分が出ないのは当然です

参道の途中にある、かつて国の天然記念物に指定されていた「遠賀原のケヤキ」の根の部分
切り倒される前の姿は見たことがありません。(鶴岡市民ではないので・・・)


気温33度の中、連休中ということもあって、結構な人が訪れていました
桜の時期に再訪したい場所ではあります。




旧藤島町のケヤキの巨木

2023-09-15 22:42:27 | 散歩
 今日の酒田は最高気温が30度にとどかず(28.8度)、まだ暑さはのこるものの、多少は過ごしやすい陽気でした
そんな中、酒田市のお隣の旧藤島町(現在は鶴岡市)にあるケヤキの巨木を二本見に行って来ました。
まずは上藤島地区の六所神社にある大ケヤキです
この鳥居をくぐった左側に大ケヤキがありますが、この神社の境内では「天保義民事件」の時に大集会が行われたらしいです。

これが大ケヤキで、樹齢500年、周囲7mという大きさです

案内板がありましたが、ガラスの上に金網が貼ってあるので見づらいですが
旧藤島町の天然記念物に指定されています

全体はこんな感じで、向かって右側に案内板があります

幹の下の方です

鳥居と比較すると大きさが判るでしょうか
続いては六所神社から2kmほど離れた古郡地区にある「池神社の大ケヤキ」です
池神社の山門は文化財に指定されています

小さな社殿です

山門をくぐった右側に大ケヤキがあります

樹齢は不明のようですが、幹回りは6.9mもありますので、六所神社のケヤキと双璧であるのは確かです

存在感と言う点ではコチラに軍配が上がるような気がします(こちらは天然記念物指定はありません)
幹の一部は空洞になっているようです

ケヤキの巨木は神社にある場合が多いように思いますが、何故なのか疑問に思いネットで調べたところ
ケヤキの語源は「きわだつ木」だそうで、巨木になり目立ちやすい、さらに水分を多く含み火事を防ぐという意味合いもあるようです
さらに、神社や仏閣の建築材としても利用されることも要因なのかも知れません。(あくまでも私見です)



白狐山光星寺へ行く

2023-09-12 20:24:28 | 散歩
先日、「霊輝院の乳イチョウ」を紹介しましたが、この霊輝院の近くに「白狐山光星寺」というお寺があります
庄内地方のお寺の中ではかなり特徴的なお寺ですので、今回訪れてみました。
ワタシは良く知らなかったんですが、このお寺は全国から多くの人が巡礼に訪れる寺院のようです
貞観3年(861年)に羽黒山に留まっていた住宝僧正が白狐に導かれて開山したと伝わっているようです
鳥居があることから判るように神仏習合のお寺で、庄内町ではこのお寺だけです
「三権現堂」
三権現とは「新山大権現」、「秋葉山大権現」、「金平大権現」だそうです

「三権現堂」の横には檀信徒会館があります

「虎石」
寺に盗賊が押し入り、山門を出ようとしたところ、たちまち大きな虎が現われたといういわれがあります

「燈明石」
かつて、毎夜この石に天から光が降ったとか

「子育て観音」
母親が子供に乳を与える姿をしています

さらに進むと山門があり、ここにも白狐が

さらに進むと本殿があり、ここでお線香を焚きます
(パスしてしまいました、ごめんなさい)

本堂の右手にはこのお寺の象徴である「白狐殿」があります

本堂の左手側の階段には鳥居が林立しています

ここの階段を上り、さらに坂を登っていくとさらに鳥居の林立する場所があります

さらに奥進みます

数えてはみませんでしたが相当な数の鳥居があります

鳥居の中に入ると異世界のような感覚が・・・


沢山あるのは鳥居だけではありません

この坂を登っていくと、「永代供養塔」と「光明堂」があります
「永代供養塔」

「光明堂」

「光明堂」は小高い場所にあり、鳥居の全体像が判ります

ここからは庄内平野が見渡せます

光星寺は庄内三十三観音の第六番札所となっていますので、ウチの母親は巡礼(当地では「札打ち」と言います)で間違いなく行ったことがあるはずです。



鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮へ行く

2023-09-10 20:18:46 | 散歩
酒田は依然として30度を超える最高気温で、いつになったら涼しくなるのか判らない状況ですが
とりあえず近場へ行こうということで、遊佐町吹浦にある「鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮」へ行って来ました。
普通は吹浦の町の中から行くんですが、今回は探検も兼ねて吹浦バイパスのパーキングエリアから行ってみました
この鳥居が入口のようですが、道があるような無いような・・・

こんな感じの道が続きます

しばらく行くと下りの階段が出てきます

実はこの階段がクセ者で、帰りにえらい目にあいます
さらに進むとようやっと開けた場所が見えて来ますが、恐らくここまで500mはないと思われます

開けたところに本殿があります

案内板です

本殿の向かい側にある鳥居

この鳥居の先は急な階段があり、ここを下ると社務所等がある正式な参道へ出ますが、下りて上る気力がなかったのでパスしました

さて、ここの本殿は横から見るとこんな構造になっています
本殿の中を通って、さらに上にある式内社へとつながっていますが、残念ながら本殿の中は通れません
本殿に向かって左側の階段を上ると上にある式内社の横に出ます

こちらが左側にある「月山神」のようですが、当然の如く入れません

上に屋根の部分だけ見えるのが「大物忌神」だそうです

という訳で、元来た道を帰る(PAに車を止めたため)ことになる訳ですが
気温30度を超える中、延々と続く(ちょっと大げさ)上り坂を登ったため
息切れはするは汗だくになるわで、大変ではありました。
修行せよというお告げでありましょうか・・・。