行き当たりばったり!

ぺんぺん草が日々思うことを綴ります

頑張れ!貴乃花!

2018-01-17 16:36:59 | よたばなし

貴乃花親方のこと
「融通が利かない」「頑な」と言われ
何て不器用にしか生きられないのだろうと
孤立してしまうことを案じていました。

2013年 「我が弟子たちへ」の記事に出会い
その思いは吹き飛びました。
既に5年前
「ただ、ただ君たちが怪我をするのが怖い」
「全世界の神様を敵に回しても臆することはない」
と書かれています。

神様とだって戦う。そんな人に勝てっこありません。
弟子達への深い愛に満ち溢れ、どこまでも真っ直ぐ。
貴乃花とは、そういう人なのです。
だから、人は貴乃花を応援したくなる。

 
 貴乃花が、貴花田と言われていた頃、眉間にシワをよせ
苦悩の表情は
阿修羅にそっくりだった。
貴花田をみると興福寺の阿修羅像を思い浮かべ
阿修羅像
にお会いすると「あ~貴花田」と思ったものです

 貴乃花親方のブログ
 2013・5・12「我が弟子たちへ」 ~抜粋~
親方は相撲のことしか知らないけど、相撲のことしか詳しく
はないけど師匠から相撲の哲学を学び、必死で身に付けた。
毎晩腹の底で泣きながら、心とからだを鍛えてきた。門限を
過ぎたら気を養うように寝ていた。
自分が生きていることの実感を知りたくて。
布団に入る時だけがその時だった。
布団に横たわるまで死力を尽くして生きてみたい、と思い
ながら毎日を暮らした。
誰彼に良く思われようなんて考えたこともなかったよ。
喧嘩っぱやかったし、怖いもの知らずだった。

でも今は君たちの取り組みを見るのが怖い、
だただ怖い。
でも歯を食いしばって見つめているんだ。
神様をも味方につけようと思って。
それでも神様が味方してくれなかったとしたら、
親方が受けて立つ思いで見ている。神様を敵に
回しても親方はなにも怖くないさ。


ただ、君たちが怪我をするのだけがすごく怖い。
神様は居るようでいないものだよ。
居るとしたら、君たちの守護神は親方さ。
君たちのためなら、例え世界中の神様を敵に回し
たとしても、なにも臆することはない。

もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、
親方が奪い返す。

親方は相撲しか知らない。相撲は詳しい、負け方も勝ち方も
心得ている。しかし君たちには勝たせることしか教えない。
命懸けで勝たせる。
心が倒れそうな時には立ち止まって踏ん張れ!そこにいればいい。
敗けを知れば勝ちを知る。その方法は親方が知っている。
先代から与えられた哲学と自分で培った勇気がある。
その勇気の中には綺麗なものも汚いものもすべて入っている。
来るとこまで来たらこっちのものだ!

親方が教えた五進術は全員に教えている。言い方は違うけれども
一視同仁だ。これは君たち以外には教えない!
その答えは、師資相承の中にある、絆という掟の中だけにある。

男には男の道がある。
力士には力士の道がある。

この国を今後は亡き親方に代わり伝承せよ!
先祖伝来の牙城を守り抜け。

 (以上抜粋)

今読めば、心にしっくりときますが、5年前に読んでも
漠然としてピンときてないと思います。
貴乃花部屋の力士たち、こんな親方の弟子で幸せだよ。
本当の親でも、ここまで思ってくれないよ。
親方の教え思いをしっかり受け止め、男として力士として
道を究めるべく、鍛練、精進し親方の思い受け継いで欲しい。
活躍を楽しみにしています。


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