毎年この時期になるとお墓へと続く道路が大渋滞する。
近隣の住民は迷惑……しているのか、いないのか…
聞いた事はないので、分からない。
でも、いつも思う。
葬儀関係って、いい商売してるなぁ…って。
人を供養するときに値切る人って滅多にいないもんね。
それをいいことに定価なんだなぁ…
先日亡くなった友人の、仏壇セットなるものを見てまわったら、
今って、インテリアに合うような仏壇があるのね。
見ただけでは仏壇だとは分からないの。
で、気に入ったものを見つけたら現品限りとのこと。
普通は店に展示されてる品物って、安くしてくれない??
ところがどっこい。
絶対安くはしませんのです。
はぁ…すごいなぁ。
こうやって強気な商売でも、客は気に入れば買うんだもんね。
ま…別に悪いとは言わないけど…気持ちの問題ってあるじゃないっすか。
で、お墓関係もすごいですね。
現在生きている人でさえも持ち家の無い人がたくさんいるのに、
そして、たとえ家があっても密集していて、ウサギ小屋仕様。
狭い日本にお墓の土地がどんどん広がってゆく
なんか…違わないかぁ?
なぁんて考えるMってバチアタリものかな。
しかもこんなお盆の日に。
Mが死んだら、とりあえず浜田葬(省吾さんの曲とお花で…)で、
飲めや、食えやの宴会をして…
骨になったらどっかに散骨して(民法では許されないとか?)
お墓はいらない。
仏教徒じゃないので、線香もお坊さんもいらない。
そんなことしたら化けて出てくるからねっ!
まだ中学生だった頃の長男に、そのように言ったとき
「じゃぁ、お盆はどこに行って供養すればいいのさ」と言われました。
それはT(長男)の心の中。
お盆に限らず、心の中で想ってくれていればそれでいい。
形に拘るような母だったかどうか思い出してよ…と言いました。
で、どうしても自分が拘りたいなら、Tのお好きなように…と。
ま…
殺しても死なないような母なので、
ど~せ長男は話半分にしか聞いてないだろうけどさ。
ダーが生きていればそのようにしてくれるはずだから。
でも……イヤだな…
ダーを看取る事なんて考えたくないな。
一番ラクなのは自分が先に逝くことだなぁ…なんて…。誰かを愛したら
その喜びと同じ重さの哀しみも 手にするのか約束も 誓いの言葉も 何もいらない
君がそこにいるだけで
…というのが最近の心境です。
お盆ですね。
みんな帰ってくるのでしょうか。