人を呪わば穴二つ

ブログに火事の記事を載せてた女性が、実は放火犯だった…という
頭の悪い事件を、少し前にワイドショーでやってましたが、
自称芸能人そっくりさんで、容姿には自信があったんでしょうね…
でも頭の中身は小学生以下だったのかな…
放火がどれほどの重罪かを知らないなんて……。

前にもちょっと書いたけど…
未成年の放火殺人事件が、今年やたらと多いですね。
ニュースでセンセーショナルにとりあげられるから、
模倣しちゃうんでしょうか…。
ワイドショーでも、彼らの私生活をほじくり返して検証（？）していますが、
実際、やってしまったことは取り返しがつかないのです。
だから、他の子が模倣しないように「警告」すべきじゃないのかなぁ…

「お父さんが厳しかった」「お母さんが冷たかった」
罪を犯してしまった子の言葉だけがクローズアップされてる。
それを見ている同年代の子は「ウチもそうだよなぁ…」と思って
いつかやったろ！　なんて考えてる可能性がないとは言えない。
せっかくワイドショーには、法律家とか精神科医なんかが
コメンテイターとして出演しているんだから、
番組の中で、キミの人生を台無しにしていいのか？　ってことを
もう少し語って欲しいなぁ…。
最後にオマケのように言わないでさ…。
誰でも言えるような「ご立派」な発言なんてどうでもいい。

命の尊さって、この先長い人生がある子供にはわからないよね…きっと。
失ってはじめて分かるものだろうし…
自分の軽い考えが原因で尊い命を奪ったんだ…と気づいたときに
後悔したってもう遅いんだよ…泣いても取り返しはつかないんだよ。
誰も身代わりにはなれないんだよ…。

自分が一番かわいい！　一番大事だ！　と思ってる人！
そんな自己中の人は是非真剣に考えよう！！
（自己中と気づいてる人っていないか？）
腹の立つ相手を殺したり、怪我させたりすると、誰が一番損すると思う？
自分なのよ。自分。
それをよ～く覚えておいて下さい。
なぜ自分が一番損するか…。
想像力を働かせればすぐ分かることです。

相手の存在がウザイ場合、実際に「殺す」などの行動をおこさないこと。
それなりに調子を合わせて、あとは無視したほうがいい。
無視すると言うのは、自分のムカつく気持ちを無視するということです。
ここで忍耐力が養われます。
こどもが親を無視すると、親はまた更に怒りますから。

憎悪をつのらせないで、自分との戦いを始めるのです。
自分が一番大切ならできるはず。
ただ忍耐力の無い子は、どこかで爆発するかもね…
こればっかりは、その人の資質だから…なんとも言えない。

お互いが生きている限り、どこかで分かり合える時が来るはず。
大人になれば、親の言い分が理解できるでしょう。
または、分かり合えない親子も間違いなくいます。
大人になったら親から遠く離れることができるので、
相手をどうにかしようだなんて、考えるのは絶対やめようよ。
自分の人生、まずは自分を大切に思ってください。

自分を大切に思ったら、家に火をつけようとか、親や誰かを殺そう、なんて
考えなくなるはず。
自暴自棄にならないでさ、もっと自分を大事にしようよ

Ｍは、そうやって乗り越えてきましたのさ。
未だ母親とは理解し合えない間柄ですが、もういいんです。
そういうものだと諦めるのも一つの手なんです。
逆に、諦めないと自分の手で相手を抹殺することになるんです。
でも、Ｍはそれをしなかった。
だって、自分が一番かわいいもん。

気に食わない人を殺して埋める墓穴を用意したときには、
自分用の墓穴も用意されてるんだよ。

それでいいの……？