昨日、ｃｏｂａのライブに行った。
これまた、いただきもののチケットで、良い席で……
午後７時から始まり、
せいぜい１時間半くらいかなと思っていたら、
なんと、なんと……
気付くと１０時ではあ～りませんか。
え～～、マジでぇぇ？？
時間の経つのも忘れるくらい、
めっちゃ、良いライブでした。（いつもの小学生感想文）
車を入れていた駐車場が１０時までだったので、
最後まで会場にいることはできなかったけど、
まさかの３時間。
ひえ～～～……いつの間に１０時だったのお？？
しかし、良いライブでした。
（アコーディオンを描くと時間がかかるので、かなりの手抜きス
）
最前列に、ｃｏｂａのおっかけと思われるご婦人方が陣取り、
小道具を多用して、ライブを盛り上げてたっすよ。
休憩中の１５分の間に、しっかりとタオル地のハンカチも購入し、
ｃｏｂａが、２部目にさり気に宣伝した時、同じ色のハンカチを皆で振っていました。
そりゃもう、ありがたいっすね。ファンさまさまだぁ。
３．１１以降、被災地を何度も訪問し、
そのうち、色んなところで感謝の気持ちを伝えたいという言葉を聞いて、
その曲を自分につくらせてと言って
「ありがとう」を皆で歌った歌を、つくったと言う。
今回のライブでもやったんだけど、
実際、何かをした時に「ありがとう」を期待するわけじゃないので、
面と向かって言われると、気恥かしい気がする。
そう思いながら聞いていると、
いつの間にか、ものすごぉ～く昔のことを思い出していた。
息子が小学６年生で、娘がまだ保育園児の時、
Ｍの代わりに息子が保育園に迎えに行ってくれていた。
息子は自転車で行くので、
「後ろに乗せてもいいけど、絶対押して歩いてね。」
「二人乗りしたらだめだよ」と、
厳重に言い聞かせていたんだけど、所詮は子供。
坂道をこいでいたら、突然の妹の泣き声。
車輪に、かかとを挟んでしまったらしい。
兄は、
「オマエがどんくさいから悪いんだ」
と、取り敢えず言ってみたものの
痛がって泣く妹に、どうしていいかわからずに、
「兄ちゃんが悪かった」
とか言って
あの手この手で、泣きわめく妹をなだめすかしていると、
そこにスッと１台のＲＶ車が停まり、
自転車とＭの子供達を連れ去った……じゃないや、
家まで送り届けてくれたという。
そりゃもう、「ありがとう」どころの話じゃなくて、
どう感謝していいものか……
子供らをおろしてすぐ「病院に連れて行って貰えよ」と言って
立ち去ったらしいんだけど、どこの誰か全くわからない。
せめて車のナンバーくらい覚えておけよ……と思ったけど、
息子にしてみたら、もうイッパイ・イッパイだっただろうね。
あ、ちなみに娘のかかとには、その時の傷跡がまだ残ってる。
ま、親の言うことを聞かないと、痛い目にあうよってことだ。
今更のように思い出して、
ちょっとバツが悪かったけど、
白いＲＶ車の若い男の人には、本当に感謝、感謝だった。
「ありがとうございます。」と、感謝の気持ちを伝えられなかったことが、
今でも引っ掛かっていたんだ……と気付いた。
そんなことを、ｃｏｂａの演奏を聞きながら思い出してしまった。
言えない「ありがとう」っていうのは、いつまでも心に引っ掛かってるから
この曲は、ありがたいって思った。
とても素敵なライブだったっすよ
