♪風花がひとひらふたひら きみの髪に舞い降りて……
という歌詞とメロディーが、昨日ふいに頭に浮かんだ。
これって、さだまさしさんの「晩鐘」だね。
若い頃に好きだった歌って、おぼろげだけど覚えているものだわ。
今ならなぁ~んにも覚えられないし。ヤダヤダ……。
昨日の札幌は雨だった。
夕方ころには雨粒が雪になって、
ほんの一瞬だったけど、大粒の雪がひらひら舞ってきれいだった。
てか、
おもしろいことに、この時期の雨は地域によってかなり差がある。
東京のTV局でやっている天気予報では、
関東地方は冷え込んで雨になります。
なぁ~んてよく聞くけど、
北海道でこの時期に雨が降るというのは
冷え込むってより、暖気のときだもんね。
冷え込んだらすぐ雪だし。
雨で雪がとけて道路はシャーベット状になっていた。
夜中にエライ冷え込んで、
朝には道路がぐしゃぐしゃのまま固まってる。
氷でとげとげになった道を車が通ると、
タイヤに砕かれてバリバリ……と、ものすごい音がする。
パンクしないのが不思議ぃ~~。
これからまだ寒くなっていくのよね……
覚悟はしていても、憂鬱だわぁ。
ところで、冒頭の「晩鐘」
当時聞いたとき、ホントこの人って詩人だなぁ……って感心したっけ。
あの短い歌詞の中で、情景がよくわかる。
長々と書き連ねる小説より、説得力があると思った。
というか、メロディーにのせての臨場感なのね。
さだマッサンの歌はグレープ時代も好きだったけど、
ソロになってからよく聞いたような気がスル。
「檸檬」とか「飛梅」とか、「冬の蝉」なんかも覚えている。
てか、このあたりの歌が好きだったなぁ。
他にもまだ好きな曲があるけど、キリが無いので……。
今の時代、聞いてホッとする歌って少なくなったし、
情緒のある歌ってなくなったと思う。
世に出てくる歌は中身がなくて、うるさいものばかり。
ま、どうでもいいんだけどさ。
そして、
もう北の国は「風花」のような時期じゃなく、
本格的な冬になっちゃった。