すっかり体調を崩してしまって、
ナンダカンダで更新できないうちに、
デビッド・ボウイが亡くなっちゃったというニュースも過去になる。
69歳かぁ……。
82歳過ぎて人生終盤に差し掛かっていても、
ゴロツキのように毎日悪態をつきながら、
娘に寄生して生きている老婆もいるというのに……。
やはり、まだまだこの娑婆で(娑婆と老婆…似てる)修業が足りないからと、
長生きさせられているのだろうか。
……なんて言っちゃうと、もっと年配の人に失礼か。
ま、そんなこたぁ、どうでもいい。
Mの学生の頃はデビッド・ボウイが好きだった。
音楽よりも声よりも、あの容姿が好きだった。
映画を見にいったけど、内容はあまり覚えていない。
ただ、Mの中では中性的な存在だったので、
女性と絡むシーンは何か違う気がして、
受け入れられなかったから覚えていないのかも。
焼酎のCMにも出るようになり、
地下鉄に大きなポスターが貼られたと同時に、
Mと友人はそれをいただいたことがあった。
……いただいたというか、なんというか、
まだほのぼのとした時代だったのかな。
貼ってすぐ剥がしてしまったM達に、「これこれ、ダメじゃないかぁ……」と言いながら、
また新しいポスターを貼り直していた駅員さん? じゃないよなぁ……
でも、駅員さんの恰好をしていた記憶があるんだけど、記憶違いだろうか。
白いブラウスを着て、焼酎のグラスを持ったデビッド・ボウイの大きなポスターは、
Mの部屋の天井、ベッドに横になると真上に見える位置に貼った。
デビッド・ボウイが亡くなったニュースをみて、
そんなこともあったっけ。
なんて、ふだん思い出さない懐かしいことを思い出した。
人生ってあっと言う間ね……。