税金貧乏

税金を払うって贅沢なことダネ。
今の世の中、税金じゃなくて贅金だわ。
お金が無いと税金が払えない。
儲けてないのに、貯金もできないのに、
一定の収入があれば税金は払わなきゃならない。

この一定の収入ってヤツでやっと普通の暮らしをしてるのに。
世知辛い世の中だ。

先日、散髪だけをしに美容院に行ってきた。
週刊誌って最近全く見なくて、
鏡の下に積んであったものも開いてみる気にならなかったけど、
一昔前は、家計簿の相談コーナーみたいのがあったけど今でもあるのかな。

若い夫婦が手取り２０万円で貯金ができない、というもので、
家賃や光熱費、通信費、夫婦の小遣い、雑費、食費、それらで消えていく。
ボーナスで赤字を解消するという繰り返しだとかいうのを見たことがある。

例えば、手取り４０万円で生活している若い夫婦がいたとする。
手取り２０万円の夫婦と、月々同じだけ消費するとして、
月末に残るお金は、

２０万円の夫婦は　０円。
４０万円の夫婦は２０万円。

これ、消費税が重たく感じるのはどっち？
ひと月分の収入がそのまま消費にまわる家庭は、
消費税がなければ、少しは生活に余裕ができるはず。

消費税は子どもから大人まで公平に……なんてよく聞くけど、
公平だと思う？
騙されてるよ。
収入の少ない人ほど、消費税の負担は重たくなるんだから。

だったら収入を増やせよ。
とか、
働き方に問題があるだろう。
とか、
努力が足りない。
とか、
中途半端に収入のある人が偉そうに言うのを聞いたことがあるけど、
実際そういう問題にしてしまうことに問題があるんだけどね。
逆にお金持ちほど問題にしない。

そもそもなんで消費税が導入されたかを問題視するべきなのよ。
痛い思いをするのは一般国民であって、
直間比率の是正とか、輸出業者への還元とかで、
痛いどころかずっと美味しい思いをしてきているのは大企業だけ。
そしてお金持ちは消費税があったところで痛くも痒くも無い。
何の問題も無い。

これだけ物価が上がっているんだから、消費税は無くすべき。
それなのに経団連の言いなりになって消費税を上げようとするし。

下層国民のＭ家だって下層なりに税金は払ってるよ。
その国民がじわじわと血が滲むように消費税で弱らされてる。
野垂れ死んだらどうするの？
微々たる税金だって塵積もなのに、それが無くなるのよ。

政府はいい加減に国民イジメをやめなさいよ！

と、強く抗議するわ。