さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

大人にできること

2012年08月27日 | 森の妖精便り

大事に大事にとっておいた涼しげで爽やかなさをり服。着そびれてやっと今日お披露目しました、スタッフちょうさです。

もう、処暑もすぎちゃったんだけど…いいですよね。好評だったし。今年はあと何回着れるかな。

 

さて、今日もさをりの森には、元気なちびっ子たちが集結していました。

夏休みも残りわずかになったので、最後の思い出作り?宿題の追い込み?

何はともあれ、自由に楽しく織る姿は、真剣そのもの。

出来上がったら、お母さんに木の枝を通してもらって、タペストリーの完成!

さあ、どうでしょう。この誇らしげな顔!

いいですね~。二人とも最高にカッコいいです!

 

そこで周りの大人がボソリ。「子供ってすごいね~。大人にはできひんわ。」

そうなんです!

子供には既成概念がないですよね。

だから、自由にやっていいよって言うと、大人が想像もできないようなことを平気でやってのけるんです。

意外な色の組み合わせ、囚われない織りかた、生き生きのびのび目を輝かせて楽しむのです。

そんな時、大人にできるのは、ただ黙って見守ることだけ。

もちろん、糸巻きが難しいようでしたらお手伝いしてあげてくださいね。

でも、あくまでお手伝い。選ぶのも、織るのも主役はお子さん自身。

そうすると、子供はものすごい才能を発揮するんです。

楽しくて楽しくて、どんどん織るんです。

で、素晴らしいオンリーワンの作品ができるんです。

 

どうぞ、一度お子さんの才能を目の当たりにしてみてください。

きっと感動モノが出来上がるはずです。