“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

福島原発、ひしめく汚染水タンク 3キロ圏内

2013年02月13日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
冷温停止状態が安定的に実現したとの民主党政権、野田の宣言は事実と大きく異なることが実態として指摘できると思います。原子力事故が如何に過酷で、人間が統制することが難しい科学技術化が分かると思います。

立地している地形、環境、設備の状態で全ての原子力発電所の安全性確保、条件は異なっていることも示しています。1つの基準で図ること自身に無理があると思います。日本のような地震、津波が常態化している国に原子力発電所を50基も建設、稼動させることこそが非科学的、無謀であるといえると思います。

<福島原発、ひしめく汚染水タンク 3キロ圏内上空>

東京電力福島第1原発事故から間もなく2年となるのを前に、原発上空の飛行禁止区域が緩和された。汚染水が入ったタンクが所狭しと立ち並び、4号機原子炉建屋では組み立て途中の燃料取り出し設備も確認できた。
 原発3キロ圏内の上空はこれまで飛行が禁止されていたが、6日に約1500メートルより高い空域は解除された。
 1~3号機では今も水を循環させて冷却を続けているが、毎日大量の地下水が入り込むため汚染水が増加している。東電はタンクの増設でしのいでいるが、1~4号機の西側の区域ではタンクが林立、空きスペースはほとんどないようだった。4号機周辺はがれきやひしゃげた鉄骨が散乱したまま。11月からプール内の燃料を取り出す予定で、建屋脇には取り出し設備の土台部分が設置されていた。
 原発南約3キロの上空500メートル付近のヘリ内で毎時約2.5マイクロシーベルトの放射線量が測定されたが、3キロ圏内の上空1500メートルでは、ほとんど測定されなかった。
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相馬野馬追行事、ほぼ例年通りに 7月27~29日

2013年02月13日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き

飯館村の線量計

浪江町へはは入れません。

小高の海岸

野馬追い祭り


福島第一原発事故で中止、規模の縮小に追い込まれた「相馬野馬追い祭り」が例年通りに近い形で開催されることが決まりました。南相馬は小高地区のように居住制限区域もあり、2年経過した時点でも厳しい生活環境があります。しかし、この地域の重要な伝統行事が開催されることは、南相馬の市民にとっては非常に重要な意味があると思います。

地域除染を進め、汚染量を少しでも減らし、一刻も早い居住可能な条件整備を進めて欲しいと思います。

自民党、安倍政権が進める原子力発電所の再稼動容認は何の根拠も無い楽観論であり、今までの自民党型原子力依存政策の継続であるといわざるを得ません。電力会社、経団連との癒着以外の何者でもありません。

<相馬野馬追行事、ほぼ例年通りに 7月27~29日>
 国の重要無形民俗文化財相馬野馬追の執行委員会(委員長・桜井勝延南相馬市長)は9日、南相馬市で会合を開き、ことしもほぼ例年通りの開催を目指すことを確認した。
 ことしの野馬追は7月27~29日。福島第1原発事故の影響で住民の居住が認められていない同市小高区内での行事を一部縮小した昨年と、ほぼ同様の内容になる見通し。メーン行事の甲冑(かっちゅう)競馬や神旗争奪戦、野馬懸が行われる。
 原発事故があった2011年の野馬追は、同市原町区の主会場が原発事故の緊急時避難準備区域に指定されたことによる限定開催で、出場騎馬数も人出も大幅減。12年は出場騎馬数386頭、人出15万9700人と、いずれも原発事故前の8割ほどに戻った。
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核弾頭の大幅削減表明へ 米大統領、一般教書演説で

2013年02月13日 06時00分00秒 | 臼蔵の呟き
アメリカ、ロシアの核弾頭数は群を抜いて多く、この二カ国の削減は世界平和という点で大きな政治的な意味があります。核保有国はイギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮と9カ国になっています。核兵器が軍事的な威圧、政治的な恫喝の意味で価値を持つ時代を終了させる必要があります。

最も大きな軍事力を持ち、核段頭数でも世界最高の保有国アメリカ大統領がこのような表明を行うことは軍事的、政治的な意味があります。もちろん、核兵器の廃絶が最も重要な政治課題であることは確かです。その方向を目指した政治指導者の行動としては、評価すべきではないかと考えます。

日本政治、自民党政権が、憲法改正、日本軍の創設、歴史認識、慰安婦問題で歴史の歯車を逆転させる発言、行動をとっています。アメリカ政権と比較すれば、如何に日本の支配層、自民党政権が時代遅れで、危険な存在かが分かります。

<核弾頭の大幅削減表明へ 米大統領、一般教書演説>

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、オバマ大統領が政権2期目の施政方針を示す12日の一般教書演説で、配備戦略核弾頭の大幅な追加削減方針を表明すると報じた。
 演説では具体的な削減数には言及しない見通しだが、ロシアとの新戦略兵器削減条約(新START)で1550発まで減らすことが決まっている核弾頭を、さらに千発強にまで減らすことを目指している。
 オバマ氏は「核兵器なき世界」を掲げながらも1期目後半は目立った成果を出せなかった。追加削減により核軍縮進展へ弾みを付けたい考えだ。
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