“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

生活保護改革 政令市長「調査権限の強化を」

2013年02月18日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
生活保護の受給申請をゴマかすなどが横行しているような錯覚に陥ります。そもそも、絶対に不正を防止できることなどは出来ないはずです。そのようなことに努力を傾注するくらいであれば、生活保護者が需給を受けて、自立できる支援、自治体としての支援活動を強化すべきです。不正受給、受給者は法律に基づき処罰すればよいだけの話です。

日本国憲法は、全ての日本国民が等しく生きる権利を保障されるとしており、人間として最低限の生活保障を行うことは国としての義務です。その受給資格審査、受給に当たっての窓口での厳しい調査、「嫌がらせ」は憲法の精神にも反するものであると思います。生活保護を受給すべき対象者が全て受給できているのか、そのことこそが政治的に問題です。この問題を議論せず、調査権限の強化などお門違いもはなはだしいと思います。

生活ほごを必要とする母(父)子世帯、身寄りの無い高齢者、20歳以上―60歳未満の失業者などは日本社会が作り出した経済的な弱者であり、社会的な支援が必要な国民です。また、失業などにより働けるが、生活できない健常者は、大手企業のリストラ、合理化の犠牲者であり、大手企業の応分の負担を求めることも必要です。彼らは企業利益を内部留保で溜め込みながら、損益の悪化を職員、労働者に全てしわ寄せすることを許してはならないと思います。そのことを自治体、首長は声を大きくして、求めるべきです。この間の家電企業の何万人もの希望退職と称した解雇強要は法律でも規制すべきです。

<生活保護改革 政令市長「調査権限の強化を」>

 生活保護制度の改革で、多くの政令指定都市の市長が望むのは「資産や収入などの調査権限強化」や「給付の国庫負担率引き上げ」――。政令市20市長を対象にした調査で、こんな結果が明らかになった。政府は2013年度予算案で、自民党の政権公約に沿う形で生活保護費の給付水準を一部引き下げたが、自治体はさらなる改革を求めている。
人気ブログランキングへ

熱・爆風「この世の終わりか」

2013年02月18日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
隕石の落下による死者発生などが無くてよかった。それが本音だと思います。月面着陸を行い、宇宙ステーションを打ち上げる科学技術があっても、隕石の落下は予測できませんでした。アメリカ、ロシア、中国、日本などが科学技術で優れた水準にあるとしても、まったく予測できないことが分かりました。

今回の隕石が、ロシア、アメリカ、日本などの原子力発電所、核兵器貯蔵施設に落下していれば、とんでもない放射能、放射性物質の拡散、被曝事故が起きていたはずです。大きな被害をもたらしましたが、奇跡的に大惨事を回避できただけでも救いでした。

世界各国にある原子力発電所、原子力関連施設、核兵器貯蔵施設を無くすことしか、大惨事を無くすことは出来ないと思います。今回の隕石の落下が日本を、日本の原子力発電所に落ちなかったのはたまたまであり、偶然でしかありません。事故のおこる確率は低くても、原子力災害、惨事はその核汚染、被爆などをもたらす非常に特殊な災害であり、絶対に起こしてはならない事故、災害です。

<頭や腕にガラス 叫び逃げ 「再来」デマに不安つのる>

頭から血を流した女子生徒が出口に殺到する。床に落ちたいくつものノートパソコン。「この世の終わりがついに来た」。十五日の隕石(いんせき)上空爆発から一夜明けたロシア・ウラル地方チェリャビンスクで、日本人の大学教官や地元専門学校の生徒が飛来時の様子を生々しく証言した。
 「寒い部屋でストーブをつけたよう。急に熱を感じた」。チェリャビンスク国立大学で日本語を教える阿曽加苗さん(28)=兵庫県宍粟市出身=は隕石が光だけではなく、強烈な熱線を発していた状況をこう描写した。
 阿曽さんは当時、大学に徒歩通勤中。最初に感じたのは光ではなく熱だった。「暖かく感じた方を見たら、光が走っていた」。その後、間を置いて起きたバンバンという爆発音に「誰かが爆弾を仕掛けたのだと思った」と話す。同大学では時々、爆弾テロの避難訓練をしており、本番が来たのかと感じたという。
 大学に到着すると一部の窓ガラスが割れていた。朝の授業で、約十人の学生は興奮したり怖がったり。ある女子学生は「この世の終わりが来たのかも」と漏らした。昨年末、マヤ文明の暦替わりが終末論と絡めて騒がれたこともあり、「日の出の太陽がすごい勢いで走る」ような異常な空に、終末を連想したようだ。
 窓を突き破った爆風は、ガラス片をまき散らしながら教室を猛烈な勢いで通り過ぎた。チェリャビンスク繊維軽工業専門学校で授業を受けていたジアナ・ユスフォワさん(15)ら女子生徒十七人が机の上に載せていたノートパソコンは全て床にたたきつけられた。
 「誰も何が起きたか分からなかった。皆大声で叫びながら、逃げようと出口に向かった。ガラス片が頭や腕に刺さり、三人が病院に。ユスフォワさんも指にけがをした。
 一緒に教室にいたグリシエ・ダウトワさん(16)は、広島や長崎の原爆が頭をよぎった。「核戦争の始まりかと思った。原爆は最初、強い光を発したと習ったから」
 目抜き通り、レーニン大通りのショーウインドーにも被害が目立ち、市民はひびが入って今にも散乱しそうなガラスの前を足早に歩く。室内スケート場の外壁も一部が崩れ、大きな穴ができていた。「隕石は近く再来する」とのデマも飛び交い、不安と興奮は冷めやらない。
人気ブログランキングへ

「前首相を除名に」民主党員が対話集会

2013年02月18日 06時00分00秒 | 臼蔵の呟き
笑ってしまうような話です。民主党員にとっては、昨年12月16日衆議院選挙はそれほど屈辱的な出来事であったのだと思います。しかし、選挙結果を待つまでも無く、この程度の審判は受けるだろうとの予測は付いたはずです。もしこのような結果が分からなかった、予測できなかったとすれば民主党員、民主党衆議院、参議院議員は選挙民をなめていたとしか言いようが無い人物で占められていたことになります。

民主党は、選挙後地域別に集会を開き、意見を聞いています。そのこと自身は良いことですが、何が大敗の原因であったかが分かってないのではないかと思います。民主党でなくても、選挙公約をことごとく反故にし、公約に無いことに党首が命をかけると称して、「消費税率引き上げ」を民自公三党談合で成立させたことが最大の政治的な裏切りであることが理解できない。これが最大の間違い、政治倫理の崩壊を作り出した点では犯罪的ですらあったと思います。これ以外でも、「八ツ場ダム」工事再開、TPP交渉の参加、原子力発電所再稼動、子供手当ての減額、後退などは自民党でさえも簡単には「政治決断」出来ないことを次々と国民の神経を逆なでし、決断しました。

その党首、政権が異常であり、異常な政策提起を続けているときに、党内議論でいさめる、修正を迫るべきでした。しかし、形式上は全て国会において法案として可決成立させたわけであり、成立後に「間違っていた」、党首を除名せよといっても何の役にも立ちません。また、民主党が綱領をも持たない政党であり、野田は自民党野田派、前原、仙石、岡田などは自民党議員と同じ主張、政治理念を有している点で、自民党と同類でした。この点では、本家である自民党の登場に期待するとの選挙結果はある意味で、予測された結果です。

<「前首相を除名に」民主党員が対話集会>

 民主党の馬淵澄夫幹事長代理が16日、水戸市を訪れ、党員やサポーターとの対話集会に出席した。
 党員らからは「野田前首相を除名にしてほしい」「党の理念が分かりにくい」などと、厳しい意見が相次いだ。
 党の再建に向け、全国の党関係者から意見を聞く行脚の一環で、この日は約140人が参加した。
 党員、サポーターからは「民主党には空理空論を言う人が多く、時代の流れを見誤る。世の中で何が起き、何をすべきかの判断ができない」「野田前首相を代えて衆院選に臨むべきだった」など不平不満が噴出する一方、「経済政策に力を入れてほしい」「前議員が活動できる環境作りをしてほしい」との要望があった。
人気ブログランキングへ