春風駘蕩

いつの時代でもこうありたい

5人に1人は高齢者

2005年01月12日 | 日記
久し振りに前の職場のOBたちと昼食をともにした。1月の会合なので新年会にしようということになり、
近くの星陵会館でワインを飲みながらの昼食となった。集まったのは、昭和12年から18年生まれの仲間たち数名で、
私以外は、退職後、悠悠自適の生活を送っている人たちばかりだ。昭和12年生まれの先輩は今年誕生日が来て満68歳。
昭和16年生まれの私は満64歳になる。

日本の老齢人口は、65歳以上が2400万人、60歳以上となればこれに2000万人がプラスされるという。
老人(正式には高齢者)とは65歳以上の人を指すらしいが、これが全人口に占める割合(高齢化率)はいまや20%。
赤ちゃんを含め、日本人の5人に1人は老人というわけだ。

日経新聞によると「高齢化」とは全人口の中で65歳以上の人の割合が増えることを言い、「高齢化社会」とは高齢化率
が7%を超えた社会のこと、さらに「高齢社会」とは高齢化率が14%を超えた社会のことを言うそうだ。日本は平成6年
に高齢化率が14%を超えたそうだから、すでに10年前から高齢社会に入っているのである。

今日集まったOBたちは、退職後の年金生活に一応、満足している。しかし、問題はこれがいつまで続くのかということ。
これが少子高齢社会の最大の問題だ。これから審議が始まる平成17年度の予算案は82兆円、一般歳出47兆円のうち
社会保障関係費は20兆円。年金制度の改革、定率減税の見直し、消費税アップ等が議論されるのも当然のことだ。