春風駘蕩

いつの時代でもこうありたい

映画『ハウルの動く城』

2005年01月15日 | 日記
映画『ハウルの動く城』を観た。宮崎駿監督の長編アニメーション映画で、ベルリン国際映画祭最高賞と米アカデミー
長編アニメ賞を受賞した「千と千尋の神隠し」から3年目の新作。

昨年11月20日公開以来、今年1月中旬までの観客動員数は1200万人、興行収入も前々作「もののけ姫」
(193億円)を抜き、前作の「千と千尋の神隠し」(304億円)に次ぐ記録になりそうだという。

原作は、英国の作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『魔法使いハウルと火の悪魔』。物語の舞台は、魔法使いが
横行するヨーロッパの架空の国。亡き父が残した帽子店を継いだ18歳の少女・ソフィー(声・倍賞千恵子)は、
ある日、街で美貌の青年と出会う。その青年は実は魔法使いのハウル(声・木村拓哉)で、彼との空中散歩という夢
のような出来事にソフィーは心を奪われる。

しかしその夜、ソフィーは、ハウルを付け狙う荒地の魔女(声・美輪明宏)に呪いをかけられ、90歳の老女の
姿に変えられてしまう。家にいられなくなったソフィーは、荷物をまとめ、人里離れた荒地に向かい、ハウルの
動く城に潜り込む・・・。