久しぶりに鶴岡八幡宮にお参りに行った。
二の鳥居から境内に向かう一直線の参道「段葛」を歩いた。頼朝が妻政子の安産を祈願し、自ら指揮してつくったという
この参道を歩くと、古都鎌倉のよさがふつふつとたぎる。何ともすがすがしい気持ちだ。
三の鳥居をくぐり、赤橋を渡って境内に入ると、日曜日とあってか、参拝客でにぎわっていた。その喧騒のなか、
境内の中央に位置する下拝殿では結婚式が行われていた。ここは静御前が義経を慕って舞を納めたところで、「舞殿」
とも呼ばれている。この由緒ある舞台の上で、しかも、多くの参拝客が見守るなか、神職、新郎新婦、両家関係者による
厳かな儀式が執り行われていた。
喧騒のなかの厳かな儀式、この取り合わせに違和感を覚えながらも、見とれているうちに古式豊かな神前での結婚式も
いいものだと思えてきた。
境内では何組かの新郎新婦を見かけたが、同時に七五三を迎えた子どもたちの晴れ着姿も目に付いた。3歳の女の子だろう、
着物に靴、手には千歳飴を持ってはしゃぎながら走り回っていた。ほほえましい光景だ。
実は、今日、八幡さまに行こうと思ったのは、あの大銀杏がその後どうなっているのかを確かめたかったからだ。
大銀杏が倒れてから8ヵ月、その間、テレビのニュース等で再生への努力は聞いていたが、
今日、その姿、力強い再生の姿を目の当たりにして、感動した。
残った根元付近はヒコバエ(切った根や株から芽が生え出ること)に覆われ、近くに据えられた親木の幹や枝からも
新芽が大きく伸びていた。新芽はすべて大銀杏のDNAを受け継ぐ後継樹だ。
「立派に育つんだよ」と激励し、境内を後にした。
二の鳥居から境内に向かう一直線の参道「段葛」を歩いた。頼朝が妻政子の安産を祈願し、自ら指揮してつくったという
この参道を歩くと、古都鎌倉のよさがふつふつとたぎる。何ともすがすがしい気持ちだ。
三の鳥居をくぐり、赤橋を渡って境内に入ると、日曜日とあってか、参拝客でにぎわっていた。その喧騒のなか、
境内の中央に位置する下拝殿では結婚式が行われていた。ここは静御前が義経を慕って舞を納めたところで、「舞殿」
とも呼ばれている。この由緒ある舞台の上で、しかも、多くの参拝客が見守るなか、神職、新郎新婦、両家関係者による
厳かな儀式が執り行われていた。
喧騒のなかの厳かな儀式、この取り合わせに違和感を覚えながらも、見とれているうちに古式豊かな神前での結婚式も
いいものだと思えてきた。
境内では何組かの新郎新婦を見かけたが、同時に七五三を迎えた子どもたちの晴れ着姿も目に付いた。3歳の女の子だろう、
着物に靴、手には千歳飴を持ってはしゃぎながら走り回っていた。ほほえましい光景だ。
実は、今日、八幡さまに行こうと思ったのは、あの大銀杏がその後どうなっているのかを確かめたかったからだ。
大銀杏が倒れてから8ヵ月、その間、テレビのニュース等で再生への努力は聞いていたが、
今日、その姿、力強い再生の姿を目の当たりにして、感動した。
残った根元付近はヒコバエ(切った根や株から芽が生え出ること)に覆われ、近くに据えられた親木の幹や枝からも
新芽が大きく伸びていた。新芽はすべて大銀杏のDNAを受け継ぐ後継樹だ。
「立派に育つんだよ」と激励し、境内を後にした。