春風駘蕩

いつの時代でもこうありたい

湘南の日だまり

2011年01月01日 | 日記
新春のお慶びを申し上げます

湘南の日だまりの中、のんびりと暮らしていると、徐々に闘争心が薄らいできます。
世俗のことが疎ましくなり、腹の立つことがあっても事なかれで収めてしまいます。

これではいけないと、自らに言い聞かせても身体がついていけないのが現実です。
明けて七十歳。

年が明けると昨日は去年、そして今日は今年と呼ばれます。

虚子の句に「去年今年貫く棒の如きもの」というのがありますが、時の経過に区切りをつけようとしても、
そこには棒の如きもので貫かれて断つことのできないもの、即ち時間があると虚子は言っています。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 平成二十三年 元旦