バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

寿三郎の人形展

2008-12-04 11:35:11 | トンボの旅日記
12月4日

昨日は姉から人形展に誘われて久しぶりに宮島に行った。

ずーと以前何処だったか忘れてしまったが廓の精密に作られた作品を見たことがあった。   
この度は平家物語とかで心引かれる思いで行った
内容は源氏物語の一部と白河、鳥羽天皇の時代に登場した人物と平家物語の何体かの人形であった。   最後の方に清盛の人形・・これはすさましいほどで、さすがに表情や着物の柄など驚くほど、作者の思い入れの強さを感じた。

中でも西行法師の北面の武士時代と出家してからの人形、西行が終生恋した待賢門院の人形には好きな人物だけに心引かれた。  


紅葉の季節には遅かっただけに静かな安芸の宮島を満喫することが出来た。
      
院内には大勢の羅漢さんが集まって「わいわい」屯していらっしゃるところがある。  羅漢さんの中に知った人がいるだろうかと姉と一体ずつのぞき込んでは笑いあいながら散歩した。

五時間ほどの、満たされた時間を過ごして船に揺られて帰った小さな旅であった。