12月24日
今朝のこと・・何時も枕元において寝ているいるラジオからダークダックスの歌声
が聞こえてきた。
半世紀も前に引き戻された。
まだビルなんか何にもなかった・・・繁華街の一角に小さな歌声喫茶があった。
店内はギッシリ若者で一杯だった。
ロシア風のルバシカを着た若者がアコーデオンを抱えて・・・
「さーはい 雪の降る夜は・楽しいペチカ・・ペチカ燃えろよ・・」
次々と声を張り上げて合唱した。・・・10センチ四方の歌集をにぎりしめて・・
一杯の珈琲を飲んで・・あの戦時中の貧しさを吹き飛ばすように・・謳った・・
あの原爆で不本意ながら逝ってしまった友、友・・謳いながら・・いつの間にか宙を見つめていた・・みんなの鎮魂歌を込めて・・謳った・・謳った・・
何年も、何年も経った今、その歌声喫茶はない・・青春のシンボルだった・・
やっぱり50余年もまえを思い出し、被爆の原点に引き戻される。
目覚めまでの一時・・その一場面に何とも、複雑な気持ちから抜けられずにいた。
今朝のこと・・何時も枕元において寝ているいるラジオからダークダックスの歌声
が聞こえてきた。
半世紀も前に引き戻された。
まだビルなんか何にもなかった・・・繁華街の一角に小さな歌声喫茶があった。
店内はギッシリ若者で一杯だった。
ロシア風のルバシカを着た若者がアコーデオンを抱えて・・・
「さーはい 雪の降る夜は・楽しいペチカ・・ペチカ燃えろよ・・」
次々と声を張り上げて合唱した。・・・10センチ四方の歌集をにぎりしめて・・
一杯の珈琲を飲んで・・あの戦時中の貧しさを吹き飛ばすように・・謳った・・
あの原爆で不本意ながら逝ってしまった友、友・・謳いながら・・いつの間にか宙を見つめていた・・みんなの鎮魂歌を込めて・・謳った・・謳った・・
何年も、何年も経った今、その歌声喫茶はない・・青春のシンボルだった・・
やっぱり50余年もまえを思い出し、被爆の原点に引き戻される。
目覚めまでの一時・・その一場面に何とも、複雑な気持ちから抜けられずにいた。