バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

バプアでボランティア

2009-03-27 10:18:25 | トンボの徒然ダイアリー
3月27日
最近特に寒暖の差が激しいが、私もチャント生きられている。

先日、パプアから元気で帰ってきたTさんとの会食・・
なにしろHPでいろいろ見ると、人食い人種・・??なんてとこばっかり目に付いていたが・・・

あちらに滞在していた2週間ほどの間、(彼女ははじめて)結構新鮮な体験だったようだ・  現地の人達の純なこととか・・今の日本では感じられないこととか・・

もう何年も前からここのボランティアをしている小さな団体にTさんは看護師の仲間3人で参加した。
後、男子の大学生と高校生の2人その他、リタイヤ組・もと建築士などであったようだ。

短い間の生活はそれぞれに出来ること・・が基本だったようだ。
高校生の子はアウトドアー思考で、たちまち現地の子供達にせがまれて日本語学校を開いたり、 建築士だった他の人達は家の修理や家を建てたり・・(勿論掘っ立て小屋もどきでも、現地では立派な住まいだそうだ)橋をかけたり、修理したり、道路の補修、何でもそこで役に立つことをする。


看護師たちは、ほとんど外傷の治療だったそうで逆に女性達にこの葉が何に効用があるとかと、薬草を教わったりとか・・・

ある日若い子達が村の若者を集めてバレーやサッカーをしていたら、村の長老が「遊んでいるとは何事か? 他の人達は働いているのに!!」と抗議してきたらしい。それは、村の人達にコミニケィションの一つとしてやっている事だと理解してもらって事なきに終わったらしい。

滞在中、現地人から食べ物の差し入れがあったり、また、人なつっこくすぐに寄ってくる女性や子供達、忘れていた自然に出来る団欒の世界。

その反面、文明とはほど遠くトイレは川、風呂も洗濯も川、移動は自分の足、葉緑野菜は生えていないのでなし、芋類が主食、味はほとんどなし・・だったが、それにも勝って心の受け渡しの世界だったようだ。

Tさんも又機会があれば行きたいと言っている。
今の世の中からとっくに置き去りにされている、人間の原点、人とは何なんだろうか? 文明とは? 知識とは?・・・

このパプアも治安の項目を開いてみると色々犯罪も多発しているようだ。 
何故、人は善に立ち返られないのだろうか?

人は神と悪魔の間にいる・・自分も含て・・・