バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

人とは・・自分の一生とは・・・

2009-06-05 15:20:43 | 原爆孤老のつぶやき・・
6月6日
本格的に梅雨になったのか・・今朝から鬱陶しい天気だ。

一昨日京都から帰宅。色々考えさせられる・・
この世から抜け出す事は甘くないのだと思う。
ましてや、「ALS」とゆう病は頭脳だけ残して他機関は徐々に機能を失っていくらしい。  私の把握している知識はそれだけだ。

弟は入院した時から半月ほどたった時点でマッタク両手も消化器官、呼吸器官などもそれぞれの機能を失い掛けている。

傍で見ている私たちも辛いが、本人はそれを認識せざるをえない状態だ。
彼は、この世でキチット決着を付けたいと・・・付けなければ・・とゆう思いだけで、生命を維持している様に思われる。

希望とは?・・何になのだろう?・・
人間に科せられた業なのだろうか・・業とはなんだろう・・

人は、神でも悪魔でもない、その真ん中に存在しているものだ・・と亡き兄が思春期の私に答えてくれたことがあった。

幸せだと思っているときですら、ソーっと悪魔が囁く・・
人が人であるためにはどう生きたら良いのだろうか。・・

自分で自分に決着を付けなければいけないのだろう。・・

人の力でどうすることも出来ない今・・
「どうか、神様仏様、あの苦しみを、どうか、取り去ってやってください・・」と
勝手でも神仏に祈り、お願いするしかない自分が悲しい。・・