11月13日 たりたり
目覚めて日差しが無いと気持ちまで萎えてしまいそう
一先日、気になっていた大津の石山寺にいった。
この日の京はスッキリと晴れ、JRの駅員にアクセスを尋ね尋ねで石山寺に着いたのは10時半も半ば過ぎていただろうか。
支線とバスに乗り継いで瀬田川沿いに歩いて寺の山門まで来た。
ここは京都市内と違って訪れる人も少なくヨタヨタ老人にはモッテコイのロケーションだ
参道は静かで薄日に淡紅葉としっかり緑の葉を付けた木々が迎えてくれた。
石の多い境内を上り詰めた所に本堂がある。
ここは紫式部が源氏物語を執筆したとかである。
今から30年余り昔訪れた頃にはこんなに仰々しく源氏の間などなかった。
本堂から少し奥に若き日に憧れて辿り着いたこの部屋・・・四方から風の吹きさらしの四畳ほどの板の間・・・瀬田川を眼下に建っていたあばら屋・・・ここで紫式部があの華麗な源氏物語を書いたのだ・・と・・胸を熱くした記憶が蘇ってきた。
誰一人いないこの場を心ゆくまで独り占めする事が出来た。
30年余りの経過に複雑な気持ちで・・
紅葉の石山とポスターになっているほどまだ紅葉は少なく私にとっては丁度よい季節だった。下山途中、団体バスが付くいたのであろうか下の参道でガヤガヤと姦しい一団の姿が見える。
目覚めて日差しが無いと気持ちまで萎えてしまいそう
一先日、気になっていた大津の石山寺にいった。
この日の京はスッキリと晴れ、JRの駅員にアクセスを尋ね尋ねで石山寺に着いたのは10時半も半ば過ぎていただろうか。
支線とバスに乗り継いで瀬田川沿いに歩いて寺の山門まで来た。
ここは京都市内と違って訪れる人も少なくヨタヨタ老人にはモッテコイのロケーションだ
参道は静かで薄日に淡紅葉としっかり緑の葉を付けた木々が迎えてくれた。
石の多い境内を上り詰めた所に本堂がある。
ここは紫式部が源氏物語を執筆したとかである。
今から30年余り昔訪れた頃にはこんなに仰々しく源氏の間などなかった。
本堂から少し奥に若き日に憧れて辿り着いたこの部屋・・・四方から風の吹きさらしの四畳ほどの板の間・・・瀬田川を眼下に建っていたあばら屋・・・ここで紫式部があの華麗な源氏物語を書いたのだ・・と・・胸を熱くした記憶が蘇ってきた。
誰一人いないこの場を心ゆくまで独り占めする事が出来た。
30年余りの経過に複雑な気持ちで・・
紅葉の石山とポスターになっているほどまだ紅葉は少なく私にとっては丁度よい季節だった。下山途中、団体バスが付くいたのであろうか下の参道でガヤガヤと姦しい一団の姿が見える。