ご自宅の台所の床は丈夫に出来ていますか?
お早うございます。
大阪府四條畷市の猿屋工務店の猿屋です。
本日ご紹介させて頂く台所は非常に危険な状態です。
築後かなり経過していますので、経年劣化と言っても良いのでしょうが、このままほったらかしにしていると大変な事になる寸前のお宅です!!
初めて私が調査へ行った時の話なんですが、玄関を入るや否や床のクッションフロアーの下地のコンパネは凹み、さらにコンパネの下地になる根太もミシミシと音を立てている状態でした。
おまけに、その根太の下の大引きまでシロアリの被害や床下の湿気で半分腐っている始末・・・
「とにかく最悪の状態!!」
でした・・・(汗)
歩くのにも場所を選びながら歩かないと、いつ床を踏み抜いてもおかしくないと言えばイメージして頂けますでしょうか!!
▼文章では伝わりにくいと思いますので写真をご覧下さい▼
↑3畳強の台所に重たい物が沢山有ります。
写真では分かりにくいですが、右に見える冷蔵庫が床の劣化で大きく傾いています。
↑台所へ続く廊下の床も、クッションフロアーを貼っているので今まで歩けた状態でした。
この床の傷みを解消するのには、一度全て床材を撤去し、一からやり直すしか有りませんが、台所の改修工事は荷物移動が大変(←特に大型冷蔵庫)です。
今回は冷蔵庫が床を突き破らない様に移動するのが仕事かも知れません・・・
こちらのお宅の冷蔵庫は結構年数が経っているので、力任せに動かしたり傾け過ぎると故障の原因になるかも知れませんので・・・
「正直、少し不安です(汗)」
倉庫に有る半分切りのコンパネを床にリレーさせながらスライドすれば何とかなるかな!?
早急に段取りを組みましたので、本日より改修工事へ入る事になりましたので一安心です!!
もし、大きな地震でも来たら、冷蔵庫はおろか食器棚も床を突き破っていたかも知れません。
※若返り改修工事の様子は順次アップしますので、お楽しみに~!!
さて、ご覧頂いて如何でしたか?
昨日の記事でも書きましたが、仕上げに幾らお金をかけても下地が不十分だと長持ちしません。
それぞれのお宅の床下の状況を見て、何が一番適しているのかを判断し施工する事が大切です。
床下を侮るなかれ!!って感じでしょうか!!
是非、皆さんもご自宅の床下をチェックして下さいね。
それでは今日も頑張って行きましょう
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