予定通り2月16日よりスタートしました!!
お早うございます。
大阪府四條畷市の猿屋工務店の猿屋です。
第1回目は、少々衝撃的な床の凹みや土台などの被害の様子をご覧頂こうと思いますが、工務店の仕事を長年やっていると今回の様な被害状況は結構多いのも事実です。
少しでも被害が少ない様にと願いながら解体するのですが・・・(涙)
中々思った様にはなってないお宅が約7割を占めます!!
本日は、そんな被害状況をご紹介させて頂きます。
さて、木造建築は土台・柱・梁・棟などの構造躯体を中心に建てられているのですが、どの部分もとても重要になります。
重要と言うより、どれか一つでも無くなれば家は建たないと言っても過言ではありません。
※屋根伏せの形状によっては棟が無い場合もございます。
木造建築に興味が有る方や現在お住まいの方は、是非最後までお付き合い下さいね。
▼今回改修工事を行う台所の様子です▼
↑家具や冷蔵庫を移動した後の3畳程の大きさの台所の様子です。
床は歩くのに非常に危険な状態になっています。
一見、何処のお宅でも見受けられる一般的な台所に見えますが、壁や床の構造躯体はどの様な被害を受けているのでしょうか!?
「大丈夫じゃないの?」
って思われた方が大半だと思います。
冒頭でもお伝えした様に、床の異常とも言える凹み具合からご想像頂ければと思います。
▼それでは床と壁の被害状況からご覧下さい▼
↑さらに弱っていたタイルと土壁を撤去すると・・・
この白い色をしたのは何だと思いますか?
「そうです!カビです!!」
窓が建てた当時のままの木製建具で出来ていましたので、そこから雨水が浸入しカビを発生させたものだと思われます。
体にも非常に悪い環境ですよね・・・(汗)
▼続いて構造躯体の被害状況です▼
↑こちらは土台の様子ですが、かなり湿気を帯びています。
↑撤去した土台はご覧の様な状態になっていました。
↑床材のコンパネの下地に使う根太は、シロアリの被害を受けて触るとボロボロと形が崩れる状態でした。
↑最後に小屋組の様子ですが、一部梁までシロアリの被害が見受けられました。
本日ご覧頂いたお宅は建て替えした方が良いのかもと思われた方も多いと思いますが、建て替えると色んな資金が必要となります。
そこで木造建築が得意な当社の施工で、出来る限り若返らせて頂き、安心・安全な住まいへと変身させて頂きます。
隣に面する部屋を一緒にリフォームすると結構やり易いのですが、そうばかり言ってられませんよね!!
さて、こちらのお宅がどの様に日々変化するのか数回に渡ってお届けさせて頂きます。
是非、ご覧下さいね。
明日の内容は>>>解体作業の手順とサッシ取り付けです。
さて、ご覧頂いて如何でしたか?
古くなったから仕方がない・・・ではなくて、日頃のメンテナンスが家の寿命を変えて行きます。
大切なご帰宅が少しでも長持ちする様に、皆さんも定期的な点検をして下さいね。
それでは今日も頑張って行きましょう
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少しでも多くの方に伝えたい事を毎日更新しています。
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