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(徳島県海陽町の母川上流地域 叙情風景)
「 ひとり遊び犬」との再開の為 海陽町母川上流地区を訪ねた
「ひとり遊ぶ犬」との出会いは今から3年前 何気なく訪れた海陽町櫛川にて
海陽町櫛川 母川の上流部 のどかな田園と里山 叙情的景観
これぞ昭和初期の農村原風景 心ゆさぶり語りかけてくる
母川にかかる橋を渡ると眼前には田んぼが広々と開け 田んぼの真ん中を里山まで続く野道が貫いている 野道を辿ると石ころを器用に転がしひとり遊びする犬を見つけた、
その犬は繋がれていない飼い犬らしく とても人なっこく 櫛川の平和な農村風景のようなおおらかな犬だった
何度 訪ねても櫛川は郷愁をかりたてる叙情的景観を湛えている 今回はひとり遊び犬には会えないまま~~
「ひとり遊び犬の詩」
緑風にのって麦わら帽子は舞い上がった
綿毛雲ふんわりと青空に浮かんだ麦わら帽子の飛行船
里山と青空の出会う夏のキラメキへ流れて行く
ひとりで寂しくて泣いている誰かの居場所を訪ねて流れて行く
「センチメンタルな自分を作り出して心地よい居場所にいてはいけない」と麦わら帽子の旅人も言葉を残して夏へ向かう
ひとり遊び犬に悲しい淋しいとか
悩んだり考える昼間 夜もない
生きるために休む暇なく駆けて行かねばならない
ひとり遊び犬 石ころを転がしながら田んぼ道 夕日に追いつこうと駆けて行く
ひとり泣き虫の誰か 人間ゆえに人間同士の争い絶望の淵でも
里山と青空の溶け合う先まで人間だから歩いていかねばならない
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