望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

枯野すすき野さすらい

2016-02-05 14:54:48 | 思いダイヤル
(すすき野に廃屋)

「枯野さすらい命」

平原その広さは地平線まで見通し
平原に太陽の光は隅々まで行き渡る
山野その広さ枯野にある者の心にひろがり 山野をさすらえば枯野の先にあおき光満ち渡る

枯れすすき野に廃屋と成り行く姿
眼前にある現実に旅人の思いはめぐる
かつてあったろう家族の灯へ哀愁
我が旅立つ非情 我が非情を乗り越えて行く先への憤り

枯野すすき野の獣道を行こうと
廃墟よりたれる涙の滴を浮かべようと
今眼前の枯野をまっしぐらに
命の章とある現実に旅人は突き進む
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする