望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

ring 旅立ちへ浮き輪

2017-09-04 21:19:44 | さみしさBOX
勝浦川土手よりのぞむ眉山


「ring浮き輪」


大波小波にもまれ波間にプカプカと浮き輪

高波に呑まれ砂の歯車に刻まれる

沖から迫る強迫に引き戻され 

波間でシーソーの繰り返し


暗黒の海底に引き込む潮流

気力の空気で負けまい抵抗

日は昇り月の去る海面で混沌

道心 回転しないring浮き輪

進みようないジレンマ


うーん 回るringがほしい

弱音もはく 助けてとも叫ぶ 

ringの強い回転浮力でescapeじゃない脱出


正義も悪心も浮かべてしまう海から旅立つんだ