望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

岸辺の貴女

2020-09-22 16:40:46 | 燦々創成期


岸辺の貴女

岸辺は季節の花により美化される
花の心はバクテリアからの自立
汚染された花の小さな胸に私は巣くいたい
紫外線の言葉でバクテリアを死滅させるメタリック塗装にもなろう
花は貴女であって 母性愛は木漏れ日に焦がれよ
貴女の心の鼓動を口説きたい
私は無情の心砂漠で泉に沈む
貴女の岸辺に子宮をあげたい
あなたの心 女を食い破ったバクテリアに今 貴女の毒力に男であろう
貴女はその力で男力を見定め
私にメタリックな情欲の色をもたらした 
  有り難う貴女は母性











正義の限界峠

2020-09-22 09:12:58 | 燦々創成期


限界峠の正義

岩石は鋭角な切っ先でむき出し
秋冷に若君は率先二輪 
意識がいの正義 意志は罪悪群雄
鋭角な岩に飛び込んで左側の権威
脳発信元の基地 スマホは天命にすりかわる
秋山に紅葉なす動じない摂理
痛感な秋模様 山中の三叉路に
期待のランナー眠る

手と手をつないで山村の袋小路 狭い鋭い季節風に曝されても連帯
山火は摂理に従い走るだけだった
遠い深い森へ 秋の奥地に時流
赤 黄色 古木よ若木のエッセンスに習え 自ら去来する自念の謙虚さを恥辱で下道とするな
単調なまま限界を僕とするな
決起こそ限界を凌駕
すぼまる山道 縄張り範囲の獣道
峠の先に富士山の時代は来る