国民宿舎鵜の岬と言えば何十年も年間宿泊数率日本一で有名です。
何故それ程長く一位を続けられるのか、それは宿泊体験をされた方はお分かりだと思うのですが・・
私は総支配人を始めとして裏方を含めて全従業員さんの自然に出て来る接客の笑顔と態度に他ならないと思います。
ネットでは宿舎からの景観、客室設備、朝夕の食事等、色々お奨めの写真なども掲載されていますからどうぞご参照ください。
国民宿舎と言うと一定の宿泊施設と食事に何よりリーズナブルな料金設定が考えられますが、昔の国民宿舎とは違い、現在はソコソコ平均的な料金で運営されているようでして、決して安いとは言えないかも知れませんが・・
それでもお泊りになったお客様は満足されて「又空いていれば来たいね・・」と
先日ウイークデーに老妻と二人で宿泊しました。部屋は洋室2人様ツインベッドです。ラッキー!
ルームキーの隣に非常灯が付いています。普通のビジネスホテルでは大概ベッド脇についているようですが・・非常灯、万一の時はココが1番かと・・
バリアフリーは徹底しているようです、車椅子のお客様にも要介護のお客様にも喜んで戴けるように・・何よりも総支配人自ら玄関前に出て全お客様を送迎して、時には介護の必要な人の手足となって送り迎えをされる光景がそこにあるのです。
大きな展望風呂が男女別になっています。お風呂上がりの一休みは広々してしたスペースで・・
久々の大浴場で長湯のご婦人には、休憩室でゆったり寛ぐ旦那さんに「お待ちどう様・・」「ソロソロ部屋へ戻ろうか?」「アラ?冷たいお水を有難う・・」で又会話が弾みます・・
丸い屋根の大食堂は朝のバイキングです。ついお皿に乗せ過ぎて食べ過ぎにはご注意、私は牛乳を立て続けに2杯、3杯と調子に乗って叱られてます。ゴチソウサマ
宿舎裏に広がる広大な森に囲まれて段々と奥に続く幾つもの池、現在は睡蓮の花が満開でした、昨日の夕方は殆ど咲いていなかったが、睡蓮の花は夜は眠って蕾も閉じているのですね、今朝は御覧の通りです。
調べたら解りました、睡は目覚める、蓮は眠るなんだそうです、3日間繰り返して花の命は終わるそうですが次々と新たに咲いて楽しませてくれる云々・・と有りました。
館内でも鯉の餌を売っているようですが、丁度、地元の人が散歩の途中で大きな鯉に餌遣りをしていました。
「今日は・・」ここは地元の人の散歩道、お話の中であの関東東北大地震の時に宿舎も大浴場も壊れて使えなくなり十王町の住民も大変な苦労が有った事、水が不足して取引先の大手清涼飲料メーカーが無料の水を配って宿舎も町民も助かった事等、隣接の十王町の運営する日帰り入浴施設鵜ららの湯十王と共に地域の人達との交流は現在宿舎主催の秋祭りを毎年開いて結びつきを深めているお話とか、宿舎の裏は広大な池と緑豊かな森の散歩コースになっています。夜は公園内の一番奥の方に位置する池で蛍が見れるそうですが・・食べ過ぎて歩く散歩コースで不意に「ホーホケキョ・・ケキョ、ケキョ・・」と流石この辺りのウグイスは鳴き声も森いっぱいに響き渡って美声です「来て良かったな~」「ウンウン・・」
そうです鵜の岬へお泊りになったら、どうかこの散歩道を散策することをお勧めします。
翌日は国道6号を10㎞下って、これも震災で流失して、その後茨城県筑波大が中心で立て直された岡倉天心由来の六角堂へポンコツ車を走らせました・・
今日のお昼は妻特製五目冷やし蕎麦(中華では有りません)昨日お中元で戴いたさつま揚げ乗せです。