40mの長さで倒れたブロック塀はやはり違法だったようです。
いくら震度6弱の地震で、あの幅の塀が、あの高さからバタンと道路側に倒れた映像で見る限り明らかに工事の手抜き又はいい加減さでしょう・・
プールから人目を避ける目的で安易に継ぎ足しをしたのでしょうか・・
とすれば4年生の女の子は地震による天災では無く、全く地震対策をしていなかった人災に依る事故の犠牲者と言えるのでしょうが・・
今回の悲しい事故を受けて、全国的に塀の耐震性が改めて問題視されるとは思いますが・・
一戸建ての家と違って塀とか囲いとかは安全性耐震性には余り関心が行かない様ですが、被害者には思わぬ事故が起きてしまいました。
40年も前の話ですが、都内に住む知人の家で塀を新しくしたのですが、その年の秋猛烈な台風に見舞われ都内でも相当な被害が出た事が有りました。
台風が去った翌朝の事、塀の工事をした業者の責任者が、自分等が施工した塀を一軒一軒異常が無いか確認をして廻ったと聞きました。
自分が施工した塀に責任を持って後々まで見守る律儀な業者だったのでしょう。
今回、学校では塀を立てた業者との経緯の調査をすると言うことですが・・
徹底的な原因調査が望まれます。
団地住まいの私達には塀は有りませんが、敢えて言えばベランダの仕切り板位、「非常の際にここを破って隣戸へ避難できます」と・・
団地住民の私、塀の有る家は、ある意味羨ましいと思っていましたが・・
団地、団地周囲にも塀は有りません。そう言う事で団地と言うのは開放的なのですね。
広い庭の有る一戸建てのお家には門構えとグルリ塀は必要なのでしょうが高さにも一定の制限が有るのを今回の塀の倒壊事故で初めて知った私です。
高い塀が有るのは刑務所位ですかね?これは滅多に倒壊などしません。
私等他人様の余りにも高い塀の側を通る時には、或る種の威圧感を覚えれことがあります「一体どんな人が住んでいるのだろうか?」と・・
この塀は東京六義園の長い塀です。何と無く塀を眺めながら妻が車道寄りを歩いています。