精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

木津川市長さん、どうなってるの?

2008年08月02日 10時14分11秒 | 議会・地方自治
 私は、精華町会議員であると同時に、「相楽郡西部塵埃処理組合」の議会議員でもある。この「・・組合」とは、もともとの木津町・山城町・精華町という相楽郡の西に位置する自治体が共同で設立した一部事務組合だ。ゴミの焼却施設の維持管理を目的としている。今は、木津町と山城町が加茂町と合併し「木津川市」となっている。
 現在の処理施設は、精華町内にある。30年近くが経過し老朽化している全国的にも珍しい老体の施設で、いつ致命的な故障をしても不思議ではない状態だ。古いので、補修経費に毎年多額を要している。
 今の施設を建てる際に、構成3町が協定を結んだ。木津町のゴミは、木津町内に建設する施設で処理するというものだ。しかし、その約束は長年の破り続けてきた。その上、今年2月に木津川市長が、その後の具体策を示さずに「町内での建設断念」を表明してしまった。当然、精華町や現施設のある住民は「無責任だ」と怒った。木津川市長は3月末に、「来年(2009年)3月末までに建設計画を提示する」という覚書を交わした。 そこまでは、残念だが前向きの姿勢とも評価できるかもしれない。
 しかしだ、つい先日、木津川市と相楽4町村が新たな協定書を交わしたとの報道があった。現物を入手して見てみると、ゴミ焼却場に関して「相楽で1つ」建設するということになっている。これでは、木津町・木津川市がこれまで説明してきたことと違ってくる。さらに、木津川市の6月定例議会では「外部(自治体以外の土地)処理」「民間業者委託」という選択肢まで含めて考えているという考え方が示されていると聞く。自分の町で出したゴミは自分の地区内で処理をするという「地区内処理の原則」はどこかに忘れ去られ、「多少金がかかっても自分達の目につかないところで処理してくれればいい」といった考えがあるらしい。
 歴代の木津町長、そして今の木津川市長は、このゴミ処理施設を選挙の公約にしてきたはずだが、こんな安易な解決方法でいいのだろうか。
 木津川市長さん、また木津川市の市民のみなさん、もう少し自分達の町のあり方を論議すべきではないでしょうか?
 最初に述べたように、私も当事者ですので、今後もこの問題に取り組んでいきます。ご意見があれば、メールを下さい。
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後期高齢者への仕打ち

2008年08月01日 05時43分11秒 | 今日のできごと
 昨日の午前中は、たまたまだが後期高齢者または家族に抱える方との対話となった。
 1人目は、庭先で転倒し打ち所が悪く3ヶ月も入院していた。週3回デイサービスに通っているが、リハビリなど医療的ケアが受けられないので、別途医療機関にかかっている方。独居である。
 2・3人目は、94歳と90歳のご夫婦。先祖からの田畑を守るため、長年農業に従事してきた。実年齢には見えない元気さだが、今の政治には不満があり、「農家は長年自民党を支持してきたが、最近はおかしくなつている・・・」などと訴えられた。
 4人目は、ご自身は60代後半だが母親が95歳。1年ほど前に病気になり入院した。去年はクーラーのきく病室だったが、今年は厚いのでエアコンを買った。年金額は月3万程度でとても介護施設を利用することはできない。春まで息子(95歳の方からは孫)の扶養だったが後期高齢者なので外れた。年金=老後保障の低レベルと医療や福祉施策利用時の負担の重さに嘆いていた。さらに、昨今の物価上昇は、年金生活者家庭に大きな影響を与えている。
 夜のニュースでは、福田総理が内閣改造するとかしないとか・・しかし、政局がらみのことに神経を使っている時だろうか?今の政府は、政権維持ばかりに気をとられて、国民生活は後回しだ。この10年近くサラリーマンなど働く人々の収入は大きく落ち込み続けている。さらに、目に見えていないが低金利政策の結果、庶民に入るべき利子が300兆円も失われていると言われている(ゼロ金利決定直前の利率で計算)。一方、日本も含む国際政治・世界経済のコントロールの失敗で、石油や食糧関連が高騰し生活必需品の値上げが毎月のように続いているが、自民党・公明党政権は何ら有効な手立てを打てないでいる。
 つくづく利権をばら撒くこと以外、能力のない政権は表舞台から1日も早く去るべきだと考えますが、みなさんはどうですか?
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