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季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

木本を選んで載せて見た。②

2020年10月21日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

サンショウ(山椒)  ミカン科

山椒の果実はウナギなどの料理に香辛料として使われます。

又、アゲハチョウの食草、薬用にも使われて有用な植物なようです。

良く似た木にイヌサンショウがありますが棘の付き方で判断しています。

サンショウは棘が対生、イヌザンショウは互生です。  

 

果実から飛び出しているサンショウの実

 

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サルナシ(猿梨)  マタタビ科

キュウイの原種として知られています。

熟したサルナシの果実はキュウイの味にそっくりですね。

 

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ウメモドキ(梅擬)  モチノキ科

葉の形は梅の葉に似ていますね。  花は清楚な感じで好きです。

 

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コバノガマズミ

葉の先が尖っていたのでコバノガバズミにしました。

托葉まで確認しなかったのでチョッと心配ですが

 

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ノリウツギ(糊空木)  アジサイ科

植栽でしたが、花がこのような状態になっても綺麗ですね。

 

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コムラサキ(小紫)  シソ科   APGでは、ふ~んシソ科ですか?

綺麗な果実ですね。

 


木本を選んで載せて見た。①

2020年10月20日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

バクチノキ(博打の木)  バラ科

遠方の海岸沿いで木肌が赤く剥がれている木を見てビックリした事があります。

その後、図鑑の樹木の解説には納得がいったものです。

後日、地元の里山を歩いていると、やけに大きく鋸歯がハッキリ見え、艶のある葉が

目に入り調べた所、バクチノキにたどり着きあの木肌が赤く剥がれている木と

同じと知り、再度ビックリしました。木肌が赤く剥がれていないので想像できなかった。

今回は花の時期に出会う事が出来て良かったです。地元には沢山のバクチノキが

有る事を知りました。

リンボクの花と少し似ている気がします。

 

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カゴノキ(鹿子の木)  クスノキ科

大きくなると樹皮が鹿の子模様になるとの記述を見て納得ですね。

 

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イボタノキ?(水蝋樹)  モクセイ科

花の時はイボタの木と分かるのですが葉や果実では分かりませんでした。

植生を色々想像して図鑑で調べた結果イボタにたどり着いたのですが

イボタで大丈夫でしょうか?  心配です。

 

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ツタウルシ(蔦漆)  ウルシ科

いち早く紅葉する植物の一つです。

このツタに安易に触るとかぶれます。かぶれる木としては最強の一つ

 

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アカガシ(赤樫)  ブナ科

この赤樫は県の天然記念物にもなっている巨木です。

今年はナラ枯れの影響が大きい年ですので心配ですね。

 

 


ツル植物・木本、草本③

2020年10月19日 | ツル植物(木本・草本)

 

ネナシカズラ(根無し葛)  ヒルガオ科

陽当たりの良い場所の植物に絡みついています。

寄生植物

帰化植物のアメリカネナシカズラ等もありますが、

ネナシカズラ(在来種)は花柱が1ヶアメリカネナシカズラは花柱が2ヶ

茎に紫褐色の斑点がある事で識別が出来ます。

 

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アケビ(木通)  

アケビの仲間は何種類かありますがアケビは総称名です。

食べられます。

 

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サルトリイバラ(猿捕茨)  サルトリイバラ科

棘がたくさん有って気を付けないといけません。

まだ果実が青く赤くなるのはもう少し先です。 10月13日撮影

 

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ツルニンジン(蔓人参)  キキョウ科

別名ジイソブ、10月18日にまだ咲いていました。

 

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センニンソウ(仙人草)  キンポウゲ科

果実から伸びた長毛がクルクルとして変わっています。

茎や葉の切断面から出る汁や濡れた花粉に触れると炎症を起す有毒植物

 

 


ツル植物・木本、草本② 

2020年10月19日 | ツル植物(木本・草本)

 

アオツヅラフジ(青葛藤)  ツヅラフジ科

9月下旬に撮った画像ですので今頃は果実も黒紫色になっていると思います。

木本の有毒植物

 

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ヤマノイモ(山の芋)  ヤマノイモ科

ジネンジョ(自然薯)

ムカゴに小突起が有ったのでニガカシュウかと思いましたが

ニガカシュウとは葉の形が違いました。齧って見たら粘りがありヤマノイモと確定

ヤマノイモの根茎を利用して、とろろ汁と親しまれています。

 

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ニガカシュウ(苦何首烏)  ヤマノイモ科

ヤマノイモに、とても良く似ています。 ムカゴに突起が有る事と葉の先が鋭く尖る

食した事はありませんがムカゴは字の如く苦いと記述が有り食用としては使用出来ません。

 

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クサスギカズラ(草杉蔓)  キジカクシ科

初めて見る気がします。

調べて見ると海岸近くの崖などに生えていると有りましたが

山の中に垂れるように生えていました。

葉は3枚(本)纏まって付いていました。ツルの下部は木質化していて

草本なのでしょうか・それとも木本?(草本と記述あり、根が薬用植物)

 

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ホソバツルリンドウ (細葉蔓竜胆)  リンドウ科

ツルリンドウより弱弱しく優し気ですね。でも茎は針金のように固い

ここではススキの茎に絡みついていました。以前根っ子を見て見ましたが

ツルの長さに比べとても短いです。イネ科の植物に依存しているとの記述もあります。

蕾の状態です。  10月6日撮影

 

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テイカカズラ(定家葛)  キョウチクトウ科

えっ! 今頃咲く? 花期は5~6月頃  10月中旬に咲いているなんて

 


ツル植物・草本、木本 ①

2020年10月19日 | ツル植物(木本・草本)

 

マツブサ(松房)  マツブサ科

写真の左上の緑色の果実はキブシ、下の黒い果実(青黒い)がマツブサ

初めて知った木本のツル植物でした。

果実を食べて見ました。 どんな味がするか心配でしたが美味しかったです。

 

マツブサの葉は互生、枝の先にまとまって付いていました。

葉は波状と言うのでしょうか?小さな鋸歯がありました。

 

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ノササゲ(野大角豆)  マメ科

ノササゲはマメ科の黄色い花でマメ科としては普通の花と言う感じです。

果実(豆果)の莢の色が紫でとても綺麗、莢が弾けて中から濃い紫の種が出る

今の時季は未熟な豆果も生っています。

 

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トキリマメ(吐切豆)  マメ科

タンキリマメと、とても良く似ています。

識別は葉っぱが薄く先がトキリマメの方が尖っている。

葉っぱの基部に近い方の幅が広いと思う。

 

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トキイロクズ(朱鷺色葛)  マメ科

もう少し朱鷺色だと良かったのですが一応、朱鷺色葛としておきます。