季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

スミレの仲間と田畑に咲く花々

2021年02月27日 | 田圃・畑

 

フモトスミレ(麓菫)2月20日   スミレ科

浜松の森林公園にスズカカンアオイを撮りに行った時に一株だけ咲いていました。ビックリですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニョイスミレ(如意菫・坪菫)2月18日   スミレ科

ここ数年この時季に撮りに行ってます。早く咲くスミレの代表にアオイスミレ、遅く咲くスミレの代表に

このニョイスミレがありますが遅く咲く代表のスミレが他のスミレを差し置いて、いち早く咲くのは

どういう事でしょう?自分の勘違いでニョイスミレでは無いのかな?

花の形、距の形等々見ましたがニョイスミレだと思うけど・・不思議な事があるものです。

群生地が掃除され、残念な事に昨年に比べ半分くらいに数に減りました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タチツボスミレ(立坪菫)   スミレ科

陽当たりの良い場所にボチボチ姿を現して来ました。いよいよスミレの時期に突入でしょうか?

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マメカミツレ(豆加蜜列)   キク科

田圃や畑に這うように咲いていました花の大きさは2㎜~4㎜くらい。オーストリアの帰化植物と記述があります。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トキワハゼ(常盤爆)   サギゴケ科

見た目はムラサキサギゴケやサギゴケに似ています。サギゴケには走出枝がありますが

トキワハゼにはありません。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ナルトサワギク(鳴門沢菊)   キク科

寒い時季でも群生して咲いていました。特定外来種に指定されていて駆除対象ですね。

今では、何処でも目にするように増えています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フキノトウ(蕗の薹)   キク科

暦の上では春ですがフキノトウを見ると本格的な春にいよいよなる気がします。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ムシトリナデシコ(虫取り撫子)   ナデシコ科

畑に植えられていましたが、それにしても早い開花ですね。

 


イヌノフグリの仲間

2021年02月25日 | 山野草、花、その他

 

イヌノフグリ(犬の陰嚢)   オオバコ科

フグリの仲間はオオイヌノフグリ、フラサバソウ、イヌノフグリその後タチイヌノフグリと

順番に咲いて行く気がしています。(地元では)この在来種のイヌノフグリは限られた所しか咲いていません。

今回載せた4種はイヌノフグリだけか在来種、後は帰化植物となります。静岡県では・・NT準絶滅危惧種

 

他の植物との競争に負けるのか数が減っていますが生える場所に恵まれれば案外と繁殖すると思います。

農家の方にとっては単なる雑草だから除草剤など散布されたらイチコロです。

 

このイヌノフグリは2月17日に訪問ですが早過ぎて少ししか花は付けていませんでした。

7日~10日後くらいが良いかな?

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)    オオバコ科・帰化植物

上部の葉腋に青色の小さな花を1個つける。

目立たない植物ですが群生している事が多いです。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フラサバソウ   オオバコ科

この植物は毛が多い事が特徴的です。場所に寄っては大群生しています。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)   オオバコ科

早くから咲いている事がありますが、この時季になるとたくさんの綺麗な花が目立ちます。

残念な名前の植物の一つですね。 ・・星の瞳と言う別名もあります。

 

 


セリバオウレン

2021年02月23日 | 山野草、花

 

セリバオウレン(芹葉黄蓮)   キンポウゲ科

大きく花弁に見えるのは萼片、花弁は小さく見えるヘラ状の形をしています。葉の特徴は2回3出複葉

早春の妖精(スプリング・エフェメラル)と言いたい所ですが年間を通して葉を付けているので残念ながら違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはピンク色の雄花かな?

 

同じ株だったと思うけど、この写真を見るとピンク色の雄花が成長すると両性花???(思い違いかも知れません)

 

生えている全体の雰囲気はこんな感じです。草丈は約10cmくらいだったでしょうか?(もっと大きいものも有りました)

 


セツブンソウ(八重)&フクジュソウ

2021年02月20日 | 風景・山野草

 

セツブンソウ(節分草)    キンポウゲ科

左の花(萼片)が八重です。右は愕片が5ヶで通常型の花です。

 

八重の萼片

 

ここのセツブンソウは多くが八重の萼片を持っていました。

 

場所を変えてセツブンソウを見に行きましたが場所的に寒く開花が他より遅く蕾状態でした。

 

 

 

水滴を浴びた草が凍っていました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

フクジュソウ(福寿草)   キンポウゲ科

どうやら植栽見たいでした。

 

 

 


春ですね~(田圃・畑)

2021年02月19日 | 田圃・畑

 

サンシュユ(山茱萸)   ミズキ科

蝋梅、梅などに続き木本が咲き始めました。  帰化植物

 

満開まで、もう少し

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノミノフスマ(蚤の衾)   ナデシコ科

暖かくなると田畑のふちにふつうに生えています。ノミノツヅリと似ていますが無毛、花弁は萼片より少し長く白色で2深裂

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

キュウリグサ(胡瓜草)   ムラサキ科

道端や田圃、畑に咲いてます。珍しい花では無いですが小さいので注意しないと見つからないかも知れません。

花の真ん中の黄色が特徴ですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

スズメノエンドウ(雀野豌豆)   マメ科

とても小さな花で意識しないと気が付かないかも知れません。

似た花にカスマグサ、カラスノエンドウがありますがカラスノエンドウは大きいから直ぐに分かります。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ハナイバナ(葉内花)   ムラサキ科

上に載せたキュウリグサと花の真ん中の黄色を除けば、とても良く似ています。

 

ハナイバナ色違いの花

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ツメクサ(爪草)   ナデシコ科

1輪だけ咲いていました。・・・葉が針形で特徴があります。