季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

それぞれの里山 ②

2021年04月30日 | 山野草、花、その他

 

オヤブジラミ(雄藪虱)・・・セリ科

花弁5枚の縁が紫色を帯びる。似た花にヤブジラミがありますがヤブジラミは花期が遅い花色が白いのが識別点です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノミノフスマ(蚤の衾)・・・ナデシコ科

田畑に普通に生えています。・・・群生していました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハハコグサ(母子草)・・・キク科

全体が綿毛に包まれていて白っぽく見えますね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オオジシバリ(大地縛り)・・・キク科

似た花にジシバリがありますが葉の形状(ヘラ見たい)が違います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノアザミ(野薊)・・・キク科

春に咲くアザミは、ほとんどノアザミかな?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カラスビシャク(烏柄杓)・・・サトイモ科

花は小型の仏炎苞で、ひものような付属体が上部に伸びるのが特徴と記述が有ります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノイバラ(野茨)・・・バラ科

バラ科の落葉性のつる性低木で園芸種の台木として利用される事が多いとか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キツネアザミ(狐薊)・・・キク科

花はアザミに似ていますがアザミと違い触っても痛くありません。

 

 


それぞれの里山 ①

2021年04月29日 | 山野草、花、その他

 

タンポポの綿毛

タンポポの綿毛は種を遠くに飛ばすために出来たもの、より多くの子孫を残すためですね。

この球形のモコモコに好感が持てます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イヌガラシ(犬芥子)・・・アブラナ科

野原や道端に生えていますが湿気がある所が好きなようです。

スカシタゴボウに、とても良く似ています。写真では見難いですが果実の長さがスカシタゴボウより長いと判断して

イヌガラシとしました。・・・葉の切れ込みもスカシタゴボウの方が深いですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ユウゲショウ(夕化粧)・・アカバナユウゲショウ・・・アカバナ科

南アメリカ原産の帰化植物です。この頃は道端や野原で大群生を見る事があります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トウバナ(塔花)・・・シソ科

この花も道端や土手などで見かけます。似た種類はありますが花冠の淡紅色が特徴かな?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヤナギイチゴ(柳苺)・・・イラクサ科

wikipediaでは暖地の海岸付近に生息するとありますが、必ずしもそうではない気がします。

物凄い花数と橙色の果実をつけます。常々果実を食べて見たと思っていたのですが今までは手の届く範囲には

生えていなくて実現しませんでした。ようやく目の前で花を咲かせていて今年は実現できそうです。

種が大きくザラザラしていると言う感想も聞いているので美味しいは期待出来そうにないですね。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コウゾリナ(剃刀菜・髪剃菜)・・・キク科

春にとても立派な根生葉がありました。コウゾリナの花は毎年見ていますが立派な根生葉をしているとは

知らなく開花時期に確認しようと思っていたらこの花が咲いていた。・・・開花時期は根生葉は消滅

茎や葉にある毛がとても固いザラザラしているので分かりますね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アメリカフウロ(亜米利加風露)・・・フウロソウ科

北アメリカ原産の帰化植物、葉は見ていたのですが花は今盛んに咲いています。

葉柄の基部に托葉が有るそうです。托葉で判断する植物にはコバノガマズミもありますね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)・・・オオバコ科

花期は終了したと思っていたので、まだ咲いているとは思いませんでした。・・6月頃まで咲くそうですね。

帰化植物です。

 

 


里山(蘭3種)

2021年04月28日 | 

 

キンラン(金蘭)・・・ラン科

この花色から付いた名前です。人気のある蘭なので誘拐される事も多く止めて頂きたい自生地に咲いてこそ価値があります。

仮に自生地から持ち帰っても菌根菌の関係から長生き出来ません。大切な花をみすみす枯らせてしまう事になります。

今年も元気良く笑っている金蘭に会う事が出来ました。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コケイラン(小蕙蘭)別名ササエビネ・・・ラン科

水分(湿った)の多い半日陰状態の所が好きなようです。唇弁に斑点の有るものと無い物があります。

楽しみに見に行く場所のコケイランが無くなっていました。少し前に蕾を撮って楽しみにしていたのですが・・・

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エビネ(海老根)(ジエビネ・地海老根)・・・ラン科

何ヶ所か群生している場所を知っていますが、その一つに開花したか確認に行きました。

この写真のように同じ里山で開花した場所もあれば固い蕾の所も有りました。

今回は開花したエビネだけ撮って見ました。

 

 

 

 


里山ランダムに(梅ヶ島・真富士・満観峰)

2021年04月27日 | 山野草、花、その他

 

カモシカ(羚羊)・・・ウシ科

里山では良く見かける動物です。・・ニホンシカ等とは違い人を恐れる事も少ないようです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは?

木は生きていますが何やら不気味な感じでした。・・・粘菌だろうか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タネツケバナ(種漬花)の仲間・・・アブラナ科

葉の形はタネツケバナと思ったけど草丈が高い、比較的乾燥しているような所に生えていた。

もしかしてタチタネツケバナ(タネツケバナの変種)かも知れない?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)・・・ウマノスズクサ科

とにかく変わった花姿が特徴的で一度見たら忘れないですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シコクスミレ(四国菫)・・・スミレ科

里山に住んでいるのですがその里山でも少し標高がある所にいるように思う。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トウカイスミレ(東海菫)・・・スミレ科

ヒメミヤマスミレやフモトスミレに、とても良く似ています。

唇弁が大きく地色が純白でなくてわずかに淡紫色を帯びるのも特徴とありますが明確に区別出来ません。

ただ、葉の裏が緑色の特徴はあります。・・この種の分類は諸説ありですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ワチガイソウ(輪違草)・・・ナデシコ科

似た花にヒゲネワチガイソウが有るそうですが見た事はありません。・・・(ヒゲネは花弁が5~7枚花弁が細い)

花弁の先端が凹んでいるワダソウもありますがワダソウは県外でしか見た事がありません。

・・・(県内の何処かに住んでいるそうですが)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)・・・ツツジ科ヨウラクツツジ属

いよいよ咲き始めて来ました。大好きな花の一つです、ヨウラクツツジ属の花はどれも素敵ですね。

花の先端に紅を差したようなものと、紅がないものがあります。

 

 


井川・寸又峡方面の花々(木本。草本)

2021年04月26日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

ヤマイワカガミ(山岩鏡)・・・イワウメ科

昨年は訪問が遅く綺麗な状態のヤマイワカカミを撮る事が出来ませんでした。今年こそ良いタイミングで訪問しようと

計画を立て、ほぼ良い状態の花を撮る事が出来ました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クモラン(蜘蛛蘭)・・・ラン科

このクモランが着生している木は梅の木とばかり思っていたけど今年葉っぱを確認したら桃の木でした。

この、桃ノ木にはカヤランも着生しています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カヤラン(榧蘭)・・・ラン科

上の桃ノ木とは違います。・・・桜の木でした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヨウラクラン(瓔珞蘭)・・・ラン科

開花まで厚保少し蕾の状態です。・・・橙色の花が咲きます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ムギラン(麦蘭)・・・ラン科

ムギランの花を撮った事がありません。他の蘭とタイミングが少しづつ違うのでわざわざ足を運ぶのが面倒です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ユウシュンラン(祐舜蘭)・・・ラン科

ギンランと似ています。ギンランに比べて葉が貧弱ですね。長い目で見ると菌従属栄養植物への

移行型ではないかと言う見方もあります。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヒメウツギ(姫空木)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミヤマキケマン(深山黄華鬘)・・・ケシ科

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夢の吊り橋