季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

少し前に撮った植物の写真

2021年01月31日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

 

コクサギ(小臭木)   ミカン科

初冬に、このような葉の色の木がありました。

秋の紅葉時にコシアブラの木は他の紅葉する樹々とは少し違い、この木に近い色合いの葉になります。

しかし、この木はコシアブラでは有りません。谷筋に会ったので近寄って確認は出来ませんでしたが

どうやらコクサギの木ではないかと思いました。コクサギのこのような葉の色は初めて見ました。

 

 

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ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)   キク科

他ではほとんど終わって綿毛になっている時期でしたが綺麗な状態で咲いていました。

以前は何処でも見た事があるように記憶していますがこの頃は目にする事が少なくなっていると思いますがどうでしょう?

 

 

 

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オキナワスズメウリ(沖縄雀瓜)   ウリ科

植栽でしたが遠目に見た時はカラスウリかなと思いました近づいて見ると大きさが違います。

ピンポン玉くらいの大きさで、赤が強い果実もありました。

 

 

 

 

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マツバラン(松葉蘭)   マツバラン科 

蘭の仲間では有りません。シダ植物です。・・・サクラの木に着生していました。

以前マツバランを知っていた場所はケヤキに着生していましたが伐採されて無くなってしまいました。

サクラに着生しているこの場所は手の届く所に着生しているので観察しやすく時々訪問する予定です。

※マツバランは着生だけでなく地面からも生えている事があります。ただそのまま順調に育つのか

枯れるのか確認はまだしていません。 

 

 

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ツルウメモドキ(蔓梅擬)   ニシキギ科・・蔓植物の木本です。

中の種が無くなり果皮だけが残りました。

 

 

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ウメモドキ(梅擬)   ニシキギ科

果実に皺がよっています。

 


里山歩き(コウヤボウキ2種・他)

2021年01月29日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

 

コウヤボウキ(高野箒)の綿毛   キク科

 

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ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)赤い色の綿毛   キク科

撮っている時はナガバナと気付きませんでした。

 

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キジョラン(鬼女蘭)   キョウチクトウ科

アサギマダラの食草と知られています。・・・丸い穴は幼虫の食痕と思われます。

 

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ミヤマウズラ(深山鶉)   ラン科

今では特別珍しい蘭ではありませんが初めての里山で見付けました。

 

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ツルマサキ(蔓柾)   ニシキギ科

物凄い気根をだして木に登ります。 頼られた桜の木も大迷惑でしょう。

このままでは頭上に覆い被さり桜の光合成に影響が出ますよね。

 

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オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)   カバノキ科

固いですが花芽が出来ていました。

 


イワタカンアオイ(磐田寒葵)

2021年01月27日 | 山野草、花、その他

 

 

愛知県の東部と静岡県の西部に住んでいる珍しい寒葵の仲間イワタカンアオイ・・初見でした。

常緑の多年草・・ウマノスズクサ科

 葉には斑紋があり円形~卵円形、基部は心形、葉柄は長く紫色を帯び萼筒の内側は細かい格子状

萼片には毛が生えている花の開口部は大きい、花はカントウカンアオイより少し大きいと感じました。

 

この株はとても綺麗な花色をしていました。

 

イワタカンアオイのイメージとしては、こんな感じでしょうか?・・4個の花を付けている

 

 

この花は薄赤紫色

 

花の中の格子状の網目が見えるでしょうか?とても細かく数が多いのがイワタカンアオイの特徴です。

 

これまた不思議な個体でした、普通萼片は3個ですが右側は4個でした。

萼片が後ろに反り返っていました。・・格子状の網目が見えます。

 

この萼片は波打っているのです。

 

画像では解り難いですが並んで咲いている二つの花が色が違いました。

 

横顔です。がく筒は釣り鐘型と言うのでしょうか?

 

この、萼筒は少し長い気がしますが撮り方、角度の違いでしょうか?

 


春が少しづつ近づいて来る、(残り花も)

2021年01月25日 | 山野草、花、その他

 

カワヅザクラ(河津桜)    バラ科

これからが本番ですが少しづつ咲き始めて来ています。

今年はカワヅサクラの本場、伊豆の河津町の桜祭りが中止になりました。

 

 

 

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オウバイ(黄梅)    モクセイ科(APG分類)

登山道沿いに咲いていましたが黄色は目立ちますね。・・・落葉低木・帰化植物

 

 

 

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ヒメオドリコソウ(姫踊子草)   シソ科

この時は咲き始めでしたがブログがUPされる頃は最盛期とは行かないまでも相当開花しているかな?

花自体は目立ちませんが群生する事が多いですね。

 

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ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)   ケシ科

陽当たりの良い場所に一株咲いていました。

 

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キチジョウソウ(吉祥草)の果実    キジカクシ科

群生地はたくさん知っているのですが何故か開花率が悪いと感じています。

果実も当然、目にする事が少ないです。

 

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マユミ(檀、真弓、檀弓)   ニシキギ科・・落葉低木

この木は物凄く花付が良かったのですね。残念ながら綺麗なピンク色の果実では無くなっていました。

 

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ノコンギク(野紺菊)   キク科

この時季には他の里山ではほとんど見ません。

ここでは、この一株が状態の良い形で咲いていました。

 


霜と雪道を歩き寒い日でした。

2021年01月23日 | 風景・山野草

 

 

ギシギシ(羊蹄)   タデ科

・・・羊蹄をギシギシと読む事に驚いた。

この日は、とても寒く葉の上に薄っすらと霜が降りていた。紅葉した葉の上だったので目立っていました。

 

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霜の付いた山野草・・久しぶりに見た風景です。

 

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雪の積もった林道・・雪の降る風景を余り見る事がないので林道に積もっているだけで嬉しい

 

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雪に付いた小動物の足跡

 

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小さな滝約10m・・5段の滝

 

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カントウカンアオイ(関東寒葵)

開花株は少なかったけど蕾を付けている株は多くありました。

カンアオイの仲間には興味があるけど識別が難しいですね、カギガタアオイを今年は確認しています。

 

トウゲシバ(峠柴)   ヒカゲノカズラ科

スギの幼苗に似た小型の常緑草本、寒い時季でも青々と元気に見えました。