季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

身近な里山

2023年12月29日 | 風景・山野草

身近な里山を散策した時の写真です。
12月も終わりに近く花も少なくなり寂しくなりましたが
残っている果実を撮ったりシダ植物を勉強したり過ごしています。

貼り付けサイズを原寸大でやりましたが、大きな画像でした。


スダジイの大木・・・ブナ科
この木は4人くらいで手を繋ぐくらい大きな木でした。・・感動します。




ウスベニニガナ(薄紅苦菜) ・・・キク科
寒い時季でも咲いているんですよね~

白花が近くに咲いていました。




クマガイソウ(熊谷草) ・・・ラン科
3~4株しかなかった場所のクマガイソウを有志の方が保護して
今では40株くらいに増えたようです。




キジョラン(鬼女蘭)の綿毛・・・キョウチクトウ科




キヨスミヒメワラビ(清澄姫蕨)シラガシダ・・・オシダ科
葉を触ると柔らかくフワフワ、モコモコしている感じで気持ちが良いです。




コクラン(黒蘭)・・・ラン科
斜面に生えていて写真は撮り易いのですが、その時期は蚊が多い!




キノコ・・・可愛いのですが名前は分かりません。




ネズミモチ(鼠黐) ・・・モクセイ科
果実は楕円形です。・・・トウネズミモチは球形に近い楕円形
葉を透かして見ると葉脈が透けて見えるのがトウネズミモチ




レモンエゴマ(檸檬荏胡麻)・・・シソ科




タンポポの綿毛




里山散策(ランダムに)

2023年12月26日 | 風景・山野草

寒い日が続いています。
いくつかの里山の花、風景を載せています。


ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)・・・タデ科
石垣に咲いているのを撮ったのですが、今では広い範囲に逸出しているようです。



フウトウカズラ(風藤葛 )・・・コショウ科





氷柱 寒い地方の方には申し訳ないのですが今季初氷柱でした
こんなんで寒がっています。(^^ゞ


ナンテン(南天)・・・メギ科


登山道の切通し


ゲジゲジシダ(蚰蜒羊歯)・・・ヒメシダ科


ノササゲ(野大角豆) ・・・マメ科
大好きなマメ科の植物です。
莢の色が褪せてきていますが、これはこれで風情を感じます。


ナルトサワギク(鳴門沢菊 ・・・キク科
広い範囲に群生していました。すごい繁殖力があるようです。


ミヤマシキミ(深山樒)・・・ミカン科


シソバタツナミソウ(紫蘇葉立浪草)・・・シソ科
葉の色が褪せて来ていました。


ヤツデ(八手)・・・ウコギ科
少し前に写真です。今は果実になっているかな?



小鳥の巣  
落ちていました。稀に見る事があります。



人気の里山(小笠山)

2023年12月24日 | 富士山・植物・蘭・樹木


12月12日に訪問しました。
車で約1時間くらいの県内の里山ですが初めてのハイキングとなります。
今回の目的は6枚屏風と言う岩の割れ目を体験することでした。
割れ目の距離は約50m高さ13mくらいと下調べの時に出ていました。
しかしながら、6枚屏風に到着するには一番最後の方です。
途中、シダの仲間がたくさん有ったりして時間を取られてしまいました。

登山道沿いに紅葉を見ることが出来ました。・・・ちょっと嬉しい!






タイアザミ?(大薊)・・・キク科




アキノタムラソウ(秋の田村草)・・・シソ科
さすがに咲き残りのようでした。




ホトトギス(杜鵑)の果実・・・ユリ科
来年、開花時期に来れば綺麗な花が撮れそうです。




ナチシダ(那智羊歯)・・・イノモトソウ科
伊豆方面の山ではたくさん群生していますが、地元で見たのは初めてでした。




コモチシダ(子持羊歯)・・・シシガシラ科
この里山には沢山住んでいます。

コモチシダの斑入りの幼葉だそうです。・・自分は判断出来ませんでした。




イワヒメワラビ(岩姫蕨)・・・コバノイシカグマ科
黄葉かアルビノか判断に迷います。
小羽片に丙がある事と毛深い事で判断しましたが
胞子嚢が見つからなかったので、識別に自信なしです。(^^ゞ




ヘラシダ(箆羊歯)・・・イワデンダ科
斜面にたくさん群生してます。




ホラシノブ(洞忍) ・・・ホングウシダ科
紅葉もします。タチシノブと似ていますが胞子の形で判断ですね




ウラジロ(裏白)・・・ウラジロ科
正月用に飾られるシダです。




カニクサ(蟹草)・・・フサシダ科
蔓性のシダです。栄養葉と胞子葉の違いが面白いです。




ミツデウラボシ(三出裏星)・・・ウラボシ科
3裂葉ですが2裂、1裂もあったりします。




6枚屏風の入り口で、一人が通れるくらいの幅です。
先行しているグループがいました、その方たちは戻りましたが自分は
そのまま谷を詰めて稜線に出ました。


稜線上に生えているアカガシ、大木ではあるけど
ビックリする程ではなかったです。


小笠山頂上264mの低山です。


この日は約7km弱を歩いた事になりました。



里山散策(ランダムに載せます)

2023年12月22日 | 山野草、花、その他

 

久しぶりに記事を載せます。<m(__)m>

インスタも、やっているせいかブログが少々面倒になって来ているんですよね。

掲載回数は減るかもしれませんが、まだ継続して行く予定でいます。


ヒマラヤザクラ・・・バラ科

この寒い時期に満開となっていました。

 

 

 


 ソシンロウバイ(素心蝋梅)・・・ロウバイ科

寒い時期に咲く植物ですが、今年は特に早く咲き始めた気がします。

このくらいの開花でも周りに良い香りが漂っていました。 

 

 

↓ この果実は早めに撮ったもので今では黒く乾燥した果実になっています。 

   


サネカズラ( 実葛 )・・・マツブサ科

  


 ヤブコウジ(藪柑子・薮柑子 )・・・サクラソウ科

 


 フユイチゴ(冬苺)・・・バラ科

食べてみました、熟すと美味しいのですが小さな種が邪魔・・

 


 ツワブキ(石蕗)・・・キク科

 


 タカサゴユリ(高砂百合)の花柄・・・ユリ科 

 


クヌギ(櫟・椚 )・・・ブナ科 

 


 キンギョバツバキ(錦魚葉椿・金魚葉椿)・・・ツバキ科

葉の先が裂けています。・・・園芸種 

 


ヒメジョオン(姫女菀 )・・・キク科

この寒い時期にしっかり咲いていました。  

 


 この所、晴れの日が多いですね。

富士山、清水港

 


 リュウノウギク(竜脳菊) ・・・キク科

周りは、ほとんど終了していましたが、里山で頑張って咲いていました。

花弁に少しピンク色が見えています。・・こんな花弁もあるんですね。 

 


 タカノツメ(鷹の爪)・・・ウコギ科

初見でした。
周りにはたくさんありました。・・知らなかっただけのようです。

 

 


 キミズ(木みず)・・・イラクサ科 

ウワバミソウに雰囲気は似ています。

 


 ウバメガシ(姥目樫)・・・ブナ科

高級な炭の原料木だそうです。

 


 タイミンタチバナ(大明橘 )・・・サクラソウ科

初見の木でした。・・・ヒメユズリハなどにも似ています。



 ツヅラフジ(葛藤) オオツヅラフジ・・・ツヅラフジ科 

 

 


里山の植物・・心向くままに

2023年12月11日 | 山野草、花、その他

 

咲いている花が少なくなりました。

体力維持を兼ねて里山を歩いていますが、ついでと言っては何ですが苦手なシダ植物も見たりしています。

 

里山から見た富士山

眼下に見えるのは静岡市街

 

里山から見た駿河湾、遠くに見えるのは伊豆半島、駿河湾の潮目が興味を惹きます。

 


 

ヤブコウジ(藪柑子)・・・サクラソウ科

 


マンリョウ(万両)・・・サクラソウ科

 


 

ハダカホオズキ(裸酸漿)・・・ナス科

 


 

フウトウカズラ(風藤葛)・・・コショウ科

常緑性ツル植物で木の仲間です。コショウ科では有るけどコショウの代替品にはなりません。

 


 

ヒサカキ(姫榊)・・・モッコク科  雌雄異株

この時季に何とも、たくさんの黒い果実を生らせています。

 


 

モズ(百舌鳥)

この近辺を縄張りとしている百舌鳥、スマホで無理をして撮ったのでボケました。

 


 

スズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)・・・ウマノスズクサ科

緑花ぽいです。

 


 

ヒオウギ(檜扇)の実(ぬばたま)・・・アヤメ科 

 


 

ツワブキ(石蕗)・・・キク科

公園に咲いていたので植栽だと思います。

 

 


 

ムベ(郁子)・・・アケビ科

ムベはアケビのように果実が割れません。

 


 

ジャノヒゲ(蛇の髭)・・・クサスギカズラ科

葉を掻き分けると綺麗な果実が飛び出して来ました。

この実の皮を剥くと白い果実になり、コンクリートなどにぶつけるとスーパーボールのように跳ねます。

 


 

チャボホトトギス(矮鶏杜鵑草)・・・ユリ科

他の所では葉も消滅していました。・・・今年は花を見損ねてしまいました。

 


 

ミゾコウジュ(溝香需)のロゼット・・・シソ科

静岡県では準絶滅危惧種(NT)です。