季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

朝霧高原方面の花々

2023年04月30日 | 富士山・植物・蘭・樹木

 

 

4月18日に訪問しました。

この日は天気にも恵まれた日で花々も大きく開いていました。

近くで見る事が出来るキスミレは終わっていますが

ここでは、まだ充分に元気良く咲いていて富士山をバックに撮る事が出来ました。

 

富士山をバックにキスミレを撮る

 

 


 

アケボノスミレ(曙菫)・・・スミレ

アケボノスミレが好きで地元では中々見る事が出来なかったけど、ここではあそこにも、ここにもと嬉しい悲鳴でした。

 


 

ヒナスミレ(雛菫)

このスミレも上品なスミレで多くの方が好きなようです。・・・もちろん自分もそうですが(^^ゞ

 


 

ニオイタチツボスミレ(匂い立坪菫)

 


 

エイザンスミレ(叡山菫)

 


 

サクラソウ(桜草)・・・サクラソウ科

園芸種を花壇などで見かけますが、ここは自生地、このような所が残っているのが素晴らしいです。

 

 


 

イヌナズナ(犬薺)・・・アブラナ科

弱弱しい印象でした。

 


 

シロヤブケマン(白藪華鬘)とムラサキケマン(紫華鬘)・・・ケシ科

 


 

マメザクラ(豆桜)とセイヨウタンポポ(西洋蒲公英)・・・バラ科・キク科

マメザクラは栽培しているようです。 タンポポはセイヨウタンポポで残念でした。

 

 

 


春の里山巡り

2023年04月26日 | 風景・山野草

 

春の芽吹きは清々しく、とても気持ちが洗われます。

街中を外れ少し里山方面に行けば、今はお茶の芽吹き時、木々の萌黄色って本当に心落ち着きます。

 

お茶畑

 

 


 

里山(低山)の登山道

 


 

シダの芽吹きイノデの仲間かな?

新しい葉は新鮮で汚れていなく、とても綺麗でした。

 


 

イノデの仲間

これから葉が展開して行きます。

このシダの仲間も、とても多く覚え切れません。

 


 

ジュウモンジシダ(十文字羊歯)・・・オシダ科

このシダも特徴的で覚えやすいです。

 


 

キヨスミヒメワラビ(清澄姫蕨)シラガシダ・・・オシダ科

別名シラガシダ、茎に白髪のような鱗片が目立ち、これなら覚えられそうです。

 

 


 

ベニシダ(紅羊歯)・・・オシダ科

若葉の時は葉も胞子嚢も赤く目立ちます。

 


 

ヒロハハナヤスリ(広葉花鑢)・・・ハナヤスリ科

図鑑では知っていましたが実物を見るのは初めてでした。・・・とても嬉しい!

 


 

ネギボウズ

 


 

ウラシマソウ(浦島草)

肉穂花序の先端が伸び糸(釣り糸)のように垂れ下がります

 


 

キリ(桐)・・・キリ科

 


 

ウワズミザクラ(上溝桜)・・・バラ科

 

 


 

カツラ(桂)の若葉・・・カツラ科

 


 

ニガイチゴ(苦苺)・・・バラ科

果実は食べられますが小さな種が苦いです。

 


 

ガマズミ(莢蒾)・・・ガマズミ科

 


 

チゴユリ(稚児百合)・・・イヌサフラン科

 

 


 

ハルジオン(春紫苑)・・・キク科

 


 

ウシハコベ(牛繁縷)・・・ナデシコ科

 


 

モリアオガエル(森青蛙)の卵塊

オタマジャクシ

池に物凄い数のオタマジャクシがいましたが、どれだけ生き延びられるのだろうか?

 

 


寸又峡の花々を見て来ました。

2023年04月24日 | 

 

静岡県の秘境、寸又峡に咲いている花を訪問して来ました。

少し訪問するのには早いかなと思っていましたが、遅い花もあれば想像以上に早く咲いた花もありました。

 

夢の吊り橋

台風15号の影響で暫く通行止めでしたが今では修復も終わり渡る事が可能です。

今回は水の色も良く人も少なく楽しめました。

 

飛龍橋の上から見た渓谷

 

遠方に見える吊り橋は渡って来た夢の吊り橋です。

 

萌える森、とても気持ちが良かったです。

 


 

ユウシュンラン(祐舜蘭)・・・ラン科

実は訪問するには早いかなと危惧していたのですが丁度良かったです。

 

 

 


 

ヒメレンゲ(姫蓮華)・・・ベンケイソウ科

林道の湧水脇に元気良く咲いていました。・・・水が好きな植物です。

 


 

ミヤマキケマン(深山黄華鬘)・・・ケシ科

林道側壁の落石防止の金網から覗いていた。

 

 


 

タチキランソウ(立金瘡小草)・・・シソ科

上唇弁が耳のようです。

 


 

マルバアオダモ(丸葉青梻)・・・モクセイ科

青空に映えて、あちらこちらで咲いてます。

 

 


 

コバノガマズミ?(小葉蒲染)・・・ガマズミ科

 


 

アケビ(木通)・・・アケビ科

平地では、ほぼ終わり・・まだ元気良く咲いている

 


 

ツクバネウツギ(衝羽根空木)・・・スイカズラ科

例年だと咲いている時期だけど今年は咲き始め

 


 

ムギラン(麦蘭)・・・ラン科

この蘭は咲く時季が遅い一月後くらいかな?

 


 

ヨウラクラン(瓔珞蘭)・・・ラン科

花芽の出始めです。

 

 

 


色々な里山を散策・・楽しかった。

2023年04月19日 | 山野草、花、その他

 

花も次から次へと咲き始めて来て何処に訪問しようかと迷うくらい楽しい季節になりました。

写真もストックが多くなり整理も、ままならない状態でUPするのも支離滅裂状態です。

 

シロバナハンショウズル(白花半鐘蔓)・・・キンポウゲ科

ハンショウズルの仲間の中でもフンワリとした感じが好きです。・・花のように白く見えるのは萼片かな

 

 


 

コキンバイザサ(小金梅笹)・・・キンバイザサ科

この植物の花期は良く分かりません。4月から11月くらいまで咲いています。

雨、曇りの日は花を閉じている事が多いようですが曇りでも暖かい日は開いている時も有りました。・・閉じている時も(^^ゞ

 

 

 


 

イチリンソウ(1輪草)・・・キンポウゲ科

白く花のように見えるのは萼片、普通は萼片が5ヶですが多い物もあります。

萼片が多いタイプです。

 


 

ニリンソウ(2輪草)・・・キンポウゲ科

これも花に見えるのは萼片ですね。・・・キンポゲ科に多いようです。1輪草より、ずっと多く見る事が出来ます。

 


 

キジムシロ(雉筵)・・・バラ科

自分の所ではヘビイチゴやミツバツチグリより少なく感じています。

 

 


 

オヘビイチゴ(雄蛇苺)・・・バラ科

5小葉の葉を見付ければオヘビかな?・・・3小葉も混じります。

 

 


 

キンラン(金蘭)・・・ラン科

野山に会って目立つ花です。・・・誘拐が心配な蘭の一つです。・・自然に咲いているのを見たいのです。

個人の自己満足やお金目的の行為は止めて頂きたい。

 

 


オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)・・・ウマノスズクサ科

変わった花の形をしています。果実(実)も同様に変わった形をしています。

 

 

 


スミレ(菫)

2023年04月15日 | スミレ(菫)

 

今年撮ったスミレを載せて見ます。既に終盤のスミレも有れば、これから開花するスミレも有ります。

標高を上げれば見逃がしたスミレも、まだ充分にに見る事が出来ると思います。ただ生息環境もあるので

すべてとは行きませんね。

 

スミレ(菫)・・・スミレ科

スミレの中のスミレ、日本の数あるスミレの仲間の代表かな?

 


 

タチツボスミレ(立坪菫)

日本で1番多いと言われていますし環境適応が素晴らしいスミレでもあると思います。

 

 


 

シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)

白花の条件は厳しいようです。萼片の付属体、茎も緑色、唇弁の薄紫のストライプもダメとの見解もあります。

ストライプもダメと言う事になるとこの写真もダメそうですね。

 

 


 

ニオイタチツボスミレ(匂い立坪菫)

ニオイタチツボスミレの群生、この日は風も無く陽当たりも良く、ほのかに香りがしました。

 


 

ナガバノタチツボスミレ(長葉の立坪菫)

 


 

ヒゴスミレ(肥後菫)

葉が細かく裂けています。葉を上から見ると五角形に見えます。

 

 


 

アリアケスミレ(有明菫)

珍しいスミレでは無いですが群生する事が多いです。

 

 


 

アケボノスミレ(曙菫)

花弁が厚ぼったく見えます。・・・自分の所では数が少なく好きなスミレの一つです。今回は2株しか出会えませんでした。

 

 


 

オカスミレ(丘菫)

 

 


 

アカネスミレ(茜菫)

丘菫と見た目は同じですが花柄や萼に毛が生えているのがアカネ

オカもアカネも側弁には毛があり、花の中は見難いです。

 


 

エイザンスミレ(叡山菫)

たくさん群生している場所で色の綺麗な花が多い場所でもありました。

 


 

フモトスミレ(麓菫)

斜面にたくさん!

 


 

フイリフモトスミレ(斑入り麓菫)

 


 

ヒメミヤマスミレ(姫深山菫)

フモトスミレと悩ましいです。鋸歯が粗く花弁が細長いかな?

 

 


 

ツボスミ・ニョイスミレ(坪菫。如意菫)

 

 


 

ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)

太平洋側のスミレ、日本海側はスミレサイシン

 

 


 

アツバスミレ(厚葉菫)

海岸型のスミレの変種と言われています。・・葉が厚く艶があります。

 

 


 

マルバスミレ(丸葉菫)

毛の有るのをケマルバスミレと言っていましたが今はマルバスミレに統一したつです。

ただ、側弁に毛が有るものをヒゲケマルバスミレと言うようです。この写真のスミレも毛があるので厳密には

ヒゲケマルバスミレ(髭毛丸葉菫)かも知れません。・・・面倒ですよね~(^^ゞ

 

 


 

キスミレ(黄菫)・・・保護地のキスミレ

 

 


 

ヒナスミレ(雛菫)

地元の里山ではありません。少し標高がある所に住んでいます。・・スミレの中では早く咲きますね。

 

 



 

不明スミレ①・・・フモトスミレの変種?

花弁の色が変ですよね。

不明なスミレ②・・フモトスミレの変種?

葉が厚く艶があります。

不明なスミレ

タチツボスミレと似ていますが草丈、花の大きさは約半分くらいで弱弱しい、花弁の隙間が気になりました。

 

スミレはとても清楚で綺麗ですが人気があり過ぎるのか細かく分類されていて面倒な点もあると

個人的には感じているんだよね。(^^ゞ