アケボノシュスランの大群落を訪問して来ました。
実に見事、谷筋を100m以上ずっと株が続いています。今年は裏年で花数がとても少ないと言われてこの数・・・
すべて咲く事は無いにしても半分くらい咲いただけで腰抜かしそう。
アケボノシュスラン(曙繻子蘭)・・・ラン科
アケボノシュスランの大群落を訪問して来ました。
実に見事、谷筋を100m以上ずっと株が続いています。今年は裏年で花数がとても少ないと言われてこの数・・・
すべて咲く事は無いにしても半分くらい咲いただけで腰抜かしそう。
アケボノシュスラン(曙繻子蘭)・・・ラン科
サンヨウブシ(山陽附子)・・・キンポウゲ科
トリカブトの仲間ですが毒が無いそうです。花色も淡いですよね。自分が知っている唯一の群生地に行きました。
ミヤマママコナ(深山飯子菜)・・・ハマウツボ科
半寄生植物と言われています。ここにはシコクママコナも同居しているようですが苞葉に鋸歯が無いのでミヤマにしましたが
ホソバ(ノ)ツルリンドウ(細葉蔓竜胆)・・・リンドウ科
ススキ等のイネ科に半寄生していると聞きました。蔓性植物ですが茎は細くとても固いです。
根っ子はとても短く、上部の茎や葉に栄養分を届けられているか不思議ですが半寄生と聞けば納得です。
絶滅危惧種ですが、最大の敵は林道の草刈でしょうか?今回訪問できる場所を確認しましたが1ヶ所は草刈で全滅でした。
オオルリソウ(大瑠璃草)・・・ムラサキ科
花が少しですが残っていました。
オニルリソウと、とても良く似ています。1番の識別点は萼片が反り返っているか、いないかとか?
反り返っていないのがオオルリソウ、この写真は反り返っていないので、オオルリソウにしました。
シラネセンキュウ(白根川芎)・・・セリ科
セリ科の中では咲くのが比較的遅いのでしょうか?この頃とても良く見かけます。
マイズルソウ(舞鶴草)・・・クサギカズラ科(APG分類)
赤く熟した実、良く残っていたと思います。
キオンの綿毛・・・キク科
綿毛も綺麗だなと思いました。
アザミの仲間???・・・キク科
花数からタイアザミ?と思いましたがアザミの事は解りません。教えて頂くと有難いです。
ヒメハナワラビ(姫花蕨)・・・ハナヤスリ科
夏緑性の植物です。この時期はこのように葉が黄茶けて来ています。・・・絶滅危惧種です。
オトギリソウ(弟切草)の仲間・・果実・・・オトギリソウ科
タチコゴメグサ(立小米草)・・・ハマウツボ科
半寄生植物、・・・元気に遅くまで咲いてます。
イケマ(牛皮消)・・・キョウチクトウ科
この植物も富士山では良く見る事が出来ます。・・・アサギマダラの食草とか?
ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬)・・・ツツジ科
アオベンケイ(青弁慶)・・・ベンケイソウ科
チチッパベンケイと良く似ているようですが葉柄に長さが違うようです。
この日は天気も良く上昇気流も出ました。(霧が谷筋から上に舞い上がっていました。)
そんな中、突然に表れた鷹の群れ、次から次へと頭上を舞って行きます。
急いでカメラを出し写しましたが、こんな時に限って単焦点レンズ、トリミングしてこの大きさです。
富士山で鷹の渡りを見たのは初めてです。暫く見とれていました。
オンタデ(御蓼)の黄葉が見事でした。・・・タデ科
ハナイカリ(花碇)・・・リンドウ科
草丈は大きく立派でした。咲き始めは良く撮るけど、このようなハナイカリも良いな、余り見た事がない!
咲き始めも良いけど威厳を感じます。
ミヤマダイモンジソウ?(深山大文字草)・・・ユキノシタ科
ダイモンジソウの高山型変種、標高2200~2300mくらいで出会いました。花も葉も小さく感じました。
ヤマハハコ(山母子)・・・キク科
花が終わってもプチ群生していました。この花も標高2300mくらいかな?もう少し低い所にも住んでいます。
ミヤマニンジン(深山人参)・・・セリ科
花と果実・富士山五合目に向かう林道沿いに住んでいる事が多いです。ここでは草丈15~20cmと低かったです。
クルマユリ(車百合)の果実・・・ユリ科
今年は花を撮り損ねました。増えてくれると嬉しいのですが・・
環境省、県内共に絶滅危惧1A(CR)・・・お尋ねが会ってもお応えする事は出来ません。
今年は葉が無かった株が多かったけど、この時季に新芽が出るのですね。
今日、21日(火)富士山の富士宮口五合目、宝永火口に行って来ました。
天気良し、気温良しの最高と言える条件だった気がします。
期待した草紅葉が始まっていました。こんな景色を見るとホッコリした気分になり心が安らぎます。