季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

風景(富士山)&フウトウカヅラ

2020年12月26日 | ツル植物(木本・草本)

 

 

静岡市と焼津市の間にある山の稜線から静岡側を撮る右下には東名高速道路

真ん中で横に見えるのは安倍川と静岡市街地

 

安倍川河口と風車、遠方の山は駿河湾を挟んで伊豆半島

 

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フウトウカズラ(風藤葛)   コショウ科

常緑性ツル植物 ・・雌雄異株

本州では唯一(日本には3種)のコショウ科の植物コショウの代わりにはならないそうです。

 

撮影は12月23日、今を盛りと生っています。

 

 

 

杉の木に伸びているフウトウカズラの群生、このような場面がいくつもあります。

気根によって這い上がります。

 


羊歯植物(マツザカシダ・オオバノハチジョウシダ・他)

2020年12月25日 | シダ植物

 

 

マツザカシダ(松阪羊歯)   イノモトソウ科

自生している斑入りのマツザカシダ、オオバノイノモトソウに似るが葉質や葉色が異なり

側羽片も1~3対と少なくて短い。

綺麗なシダなので誘拐されずに自生していてくれると良いのですが

胞子葉も斑入りでした。

胞子葉は細く背丈が高いです。下に見える葉は栄養葉かな?

 

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オオバノハチジョウシダ(大葉の八丈羊歯)の仲間   イノモトソウ科

大型のシダです。この写真のシダ根茎からは1mくらいあったと思います。

ハチジョウシダは何種類か有るそうですので仲間としました。

胞子嚢

最下羽片の下向き第一小羽片が極端に大きくなることが特徴ですと記述が有りますが

下向きで極端に大きくないように見えます。 ・・う~ん!

 

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コンテリクラマゴケ

逸出したシダでしょうか?葉の表面が青白く光っているように見えました。

 


春と間違いそう

2020年12月24日 | 山野草、花

 

 

白く見える葉はイチョウ(銀杏)、緑色の水生植物はオオフサモ(大房藻) アリノトウグサ科

オオフサモは特定外来生物に指定されています。この場所も水面を覆い隠す程、繁茂して

いましたがボランティアの活動のお陰で減りましたが油断は出来ません。

 

オオフサモの前はホテイアオイが水面を覆っていました。

 

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ノミノフスマ(蚤の衾)   ナデシコ科

ノミノツヅリと、とても良く似ていますが花の形で判断出来ますね。

春に咲くイメージでしたが今頃咲いていてビックリです。

 

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タネツケバナ(種漬花)   アブラナ科

この植物も春に咲きますが、今頃咲いていました。陽当たりが良いのかな?

 

 


リョウメンシダ・ツワブキ・ノダケ

2020年12月23日 | シダ植物

 

 

リョウメンシダ(両面羊歯)   オシダ科

3回羽状複葉、柔らかくて細かく裂けた葉、両面が同じ色をしています。

 

山地の半日陰状態の比較的水分が多い所が好みのようです。

 

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ツワブキ(石蕗、艶蕗)   キク科

このツワブキは植栽です。

 

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ノダケ(野竹)の花    セリ科

登山道沿いに咲いていましたが、成長段階で刈られた模様で草丈がとても低い

それでも頑張って遅ればせながら咲いた模様です。・・頑張れノダケ・・・

 


身近な場所を散歩(マツグミ&他)

2020年12月22日 | 寄生植物・半寄生植物

 

 

マツグミ(松茱萸)   オオバヤドリギ科

近くの河川敷を散歩中、黒松に半寄生しているマツグミを撮りました。

 

この河川敷のマツグミは増えている気がします。

手の届く所で写せます。

 

青い果実です。

熟せば食べられるそうですが相当な粘りもあるそう。

 

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オオジシバリ(大地縛り)   キク科

 

寒い時季なのに元気に咲いている。霜でも降りたら枯れてしまうかもね。