季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

冬なのに春の花が

2020年12月16日 | 山野草、花、その他

 

 

キュウリグサ(胡瓜草)   ムラサキ科

春早く咲く植物ですが冬でも陽当たりの良い暖かい所では咲いています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)   オオバコ科

この花も早春に咲く、とても綺麗な花です。・・群生は見事ですね。

又、可愛そうな名前の代表格でもありますね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アイノコセンダングサ(合の子栴檀草)    キク科   

今の時季は花と果実が同時に見る事が出来ます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アザミ(薊)の仲間   キク科

一度刈られて再度頑張って花を咲かせました。草丈は低いです。・・名前は?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウシハコベ(牛繁縷)   ナデシコ科

花期は、とても長いようですね。

ハコベの種類は色々有りますが花柱が5本が決め手です。

 

 


カギガタカンアオイ&カントウカンアオイ

2020年12月15日 | 山野草、花

 

カギガタアオイ(鈎形葵)    ウマノスズクサ科

今、花が咲いているよと情報を頂き急ぎ訪問しました。初見の花です。

 

環境省、絶滅危惧1B類

 

同定のポイントの一つに萼裂片の内側には毛が密生しています・・確かに!

 

すいません、花の中を撮ろうとして触っていると取れてしまい持ち帰り花の中を撮りました。

花柱が鉤形に曲がっている、これで確定です。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カントウカンアオイ(関東寒葵)   ウマノスズクサ科

葉の模様では識別の参考にならないと多くの文献に載っています。

口環は黄白色、愕裂片の内側は毛が密生,愕頭は鐘型くびれなし、愕頭の外側茎に毛がない

花柄も毛がない、茎は暗紫色、葉の表面の脈は目立たない、葉は光沢がない等を参考にして観察しました。

 

 

愕頭の横顔

 

・・・うん? 愕裂片が反り返っているね・・

 

こんな花色も これは静岡県と山梨県の県境、長者ヶ岳で撮りました。

 

撮り易くする為に花の下に枯葉を当てがいました。

 

この花は静岡県の久能

 


里山散策(種・綿毛)

2020年12月14日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

センボンヤリ(千本槍)別名ムラサキタンポポ  キク科

この画像は閉鎖花ですが春にも花が咲きます背丈は閉鎖花の半分くらいです。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コクラン(黒蘭)   ラン科

静岡県では特別珍しい花では有りませんが県に寄っては絶滅危惧種に指定されています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シュスラン(繻子蘭)   ラン科が

温暖な常緑樹林内に生える多年草ですが開花率は悪い気がしています。

それともある程度成長しないと開花しないのかも知れません。

 

 


里山散策(花と果実)

2020年12月13日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

 

コシロノセンダングサ(小白栴檀草)    キク科

センダングサにも色々と種類があるけどこのコノシロは綺麗です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハナミョウガ(花茗荷)果実   ショウガ科

花は傷みやすく綺麗な状態を探すのに苦労しますが赤い果実になればそんな心配はいりません。 

・・青い果実の時も中々良いですよ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビワ(枇杷)  バラ科

寒い時季に花を咲かせますが他の花が少ない時は貴重です。

特に小鳥や昆虫にとっては食料庫のような存在かな?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シオデ(牛尾菜)   サルトリイバラ科、(旧分類はユリ科)

今年は出会うタイミングが遅く果実がシワシワになっていた。

若葉は食用になるそうです。

シオデ(牛尾菜) 

 


里山散策(果実)

2020年12月12日 | ツル植物(木本・草本)

 

 

アオツヅラフジ(青葛藤)   ツヅラフジ科

今年は、この植物の花も果実も撮れないと諦めていた所、身近な里山で思わず出会い撮りました。

果実がシワシワになってもいました。

 

青と言うよりも、粉を吹いた濃い群青色とでも言えば良いのでしょうか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノブキ(野蕗)   キク科

葉っぱが蕗に似ているので付いた名前でしょうか? 葉柄に狭い翼があります。

目立たない花ですが味わい深い花です。写真の果実も変わった形をしており

粘液を持っていて引っ付き虫の一つです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フユイチゴ(冬苺)  バラ科

ツル性の常緑小低木・・木の仲間なのですね。

食べられますし美味しい部類のキイチゴと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

チャボホトトギス(矮鶏杜鵑)   ユリ科

この里山に住んでいるチャボの葉は他と比べると細い気がします。

・・少し黄葉気味ですね。種は放出後見たいです。