ときめき

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立山 2013秋 <3、4日目>

2013-11-25 11:11:41 | テレマーク
11月18日、夜中に窓から見た時は遠い町の灯りまで見えたけれど朝はどんよりした空模様。



朝食後、ホワイトアウトなので山荘の見える範囲だけ行動しようとBCクロカンで外に出る。
紅蓮さんの板と靴と私のものとを交換してお互い滑り心地と靴の感触を試してみようと履くけれど自動ビンディングの具合が悪くて履けない。
雪が凍ってピンの中に固まっているようだ。
紅蓮さんが部屋に戻りナイフを持って来て氷を取り除きようやく板と靴がセットできた。(自動は難しいな。。。)





しかし見えないというのは不安もあり何故か酔ってるような感覚があり早々に部屋へ引き返す。
のんびりしながら女同士、久し振りの再会に話すことは山盛り(笑)
停滞時間もこれまた楽しい~

昼からは紅蓮さんがホワイトアウトの中、明後日一人で帰れるかどうか不安なのでターミナルまで行ってみようと歩き出す。
帰る練習です~



竹の棒がずらりと並んでいるけれど3、4本前はもう見えない。





この日はとうとう余り滑れないまま一日が過ぎました。
明日19日にまほろば倶楽部の石木田先生に私達が滑れるところを教えて頂くことになっていたけれどお天気が悪くなりバスも運休しているので私は諦めて19日帰ろうと思う。



翌日19日も何度も外を眺めたり天気予報や立山側に下るバスの情報収集に階段を登ったり下ったり。。。



しかしやはり悪天候で今日も休日運休、ということは初めて扇沢から松本経由で帰ることになり携帯を使って時刻を調べる。
紅蓮さんも明日も悪天候だし1日キャンセルをして私と一緒に帰るというので私も一安心!

石木田先生達にご挨拶をしてから帰ろうと室堂山荘の窓からずっとターミナル方面を見ている私達。



あの3人組はきっとそうね。。。と確認して階段を下る。
キャンセルをお詫びしました。
石木田先生は今回私が車で立山に来ていると思っていたそうで、奥様に車での応援要請までしてくださっていたとお聞きして感激。。。
扇沢から立山まで回るには10時間かかるので色々と考えて下さったようで本当に有り難い思いでした。

私達はターミナルへ出発しました。
何しろ重いリュックに1本の板と靴を持ち、ホワイトアウトの中見えにくいところをステップ板を履いて慎重に滑って行く。
いったん転ぶと立ち上がるのにメチャ苦労する。



無事に到着、板を片付けようと風の当たらないところへ移動しているところでばったり!
なんと北海道ニセコの古市さんと偶然出会う。
ホンの数秒(笑)研修中とのことですれ違っただけでしたが嬉しい再会でした、また2月お世話になりますね♪



長いロープウエーに乗る。





ここで急に私のスマホがまったく動かなくなる(泣)

晩秋の信州の山々もこれまた素敵で別の旅をしている気分、おまけにアルペンルートの富山側往復券の半額を払い戻ししてくれたうえに扇沢までは無料でした。
扇沢から大町まではバスに揺られ、電車に乗り換えのんびりと松本まで行き、駅でお弁当とビールを買って夫々東京と名古屋方面へ別れた。

今回の11月の立山は好天と悪天候とを経験し、雄大な景色も雲も山も素晴らしかったけれどひとたび荒れると厳冬期の山の厳しさも経験しました。

23日の土曜日、立山で雪崩が起こり7人もの方々が犠牲になられたとのニュースを見て、人ごとではないと身が引き締まる思いです。
私達はより慎重に行動しなくてはと..改めて思いました。
新聞を見てはまたショックを受けています。

お世話になった紅蓮さん本当にありがとうございました!
紅蓮のポケット